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孫たちへの証言第33集

2020年08月01日(土)

 

孫たちへの証言第33集 【収録76編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
体験編
◆第一部 国内での体験
東洋工業で体験した原爆の日のこと 縫部 栄子 広島市 90
長崎で多くの負傷者に埋まり、直接熱射受けず助かる 高塚  衛 宮崎市 90
出水の海軍航空隊整備兵で「九死に一生」を三度得る 大久保 覚 高知市 95
十四歳で海軍二等兵だった私の戦争 大石 容一 静岡県藤枝市 89
下着を着ていた女子が男の先生に殴られた恐怖 足立 恭子 京都府宇治市 85
父出征後の新聞販売店を守った母、片肺に 中野 二三子 大阪市 85
「東洋英和女学院」の英の字が「永」に 栗原 たつ子 静岡県三島市 92
学童集団疎開で、寂しさと、ひもじさ味わう 石山 皓一郎 埼玉県ふじみ野市 87
やっぱり「届かなかった〝あの〟場所」 中村  宏 静岡市 87
東京大空襲、学校の防空壕に入れず、助かる 清水 忠造 福島県いわき市 83
あの東京大空襲から家族を守った父の姿 桜井 広治 千葉県船橋市 83
大阪大空襲後の市内を歩き、自宅で母に会う 伊藤 裕康 大阪府豊中市 87
二上山麓から目にした燃え上がる阿倍野周辺 森井 淳吉 大阪府太子町 90
神戸空襲、焼け残った家財積み父の郷里へ 尾崎 惠津子 奈良市 85
忘れ得ぬ神戸空襲の「あの日、あの時」 吉田 美紗子 香川県三豊市 91
今治大空襲、家の前を避難民の行列が続く 八木 一堯 愛媛県今治市 87
富山大空襲、避難した群衆の中に姉見つけ抱き合う 嶋作 恭子 富山市 88
母の涙と無念の心も引き継ぎ頑張る 手登根 光子 沖縄県浦添市 82
実家は寺で軍隊駐留 隊長にのらくろ描いてもらう 本山 冨美子 熊本市 86
忘れ得ぬ昭和二十年前後~私の小さな戦争体験 森  髙清 熊本県玉名市 86
神社で玉音放送聞くとみな無表情だった 横山 忠雄 宮崎西都市 88
国民学校二年で「教育勅語」はこうして覚えた 山内 研治 大阪府豊中市 85
「ゴマすり」、軍隊式の集団疎開を体験させられる 安原 照雄 千葉県習志野市 83
父が校長で転校、私も転校し集団疎開する 椿  明子 大阪府箕面市 85
戦争で疎開に振り回された私の青春 今村 怜子 静岡県浜松市 87
集団疎開で福島へ行き、縁故で青森へ 中村 祐子 兵庫県芦屋市 84
「集団疎開」で忍耐力など学ぶ 河井 善三郎 名古屋市 86
学童集団疎開「泣いたらあかん」と言われたのに泣く 吉田 淑子 岡山県津山市 87
豊川海軍工廠で第一次女子挺身隊として働く 背戸 タツヱ 奈良県橿原市 92
七十五年前の左膝を取り戻したい 鈴木 明子 栃木県壬生町 86
班長の家族六人が防空壕で焼死される 松崎 貞憲 大阪府羽曳野市 91
憧れの女学校に入るも軍需廠へ動員の日々 加藤 美知子 愛媛県今治市 90
◆第二部 国外での体験
ニューギニアで衛生兵として闘うも無惨 政本 道一 香川県三豊市 100
私が「大連引揚者」の証明に七十年 本田 慶喜 茨城県ひたちなか市 74
「軍隊は運隊なり」私の幸運な出会い 久保  正 岡山市 96
三井農林海外要員として入社、現地召集後も麻の畑開墾 坂上 多計二 鹿児島県姶良市 95
実は情報将校だった「英語教師」 廣繁 喜代彦 東京都 90
◆第三部 亡き人たちの証し
〝走り続けた兄〟二十二年の生涯 池田  義 岡山県真庭市 84
父は軍医で出征するも戦死、母は戦後滋賀で開院 大辻 喬夫 滋賀県犬上郡 81
多くの犠牲の上に今日在ることを語り継ぎたい 岡﨑 節子 岡山市市 83
父戦死、母再婚せず私を育ててくれる 村松 洋一 静岡県焼津市 77
グラマン機銃掃射、二人の学友の死を語り継ぐ 久田 政男 滋賀県東近江市 84
戦争は人を殺させ、人間の心を踏みにじる 松原 美省 三重県伊賀市 89
父眠る島、徳之島へ慰霊塔建立 上枝 志鶴代 香川県さぬき市 85
◆第四部 特別編
呉海軍工廠水雷部で回天の部品作る 緒方 久和子 京都市 91
「回天」六基を搭載し出撃した伊三十六潜水艦 立花 保夫 兵庫県姫路市 97
「軍艦足柄」撃沈されるも、積荷の酒樽で生き延びる 難波 和夫 島根県飯南町 100
死の恐怖をはらむ大音響の正体は何だったのか 平井 喜郎 東京都 89
学校が突然兵舎になり、私たちは勤労奉仕に 信吉 貴美子 高知県佐川町 88
御堂筋が「火の川」になった日のこと 吉川 久美子 大阪市 88
ぬぎ捨てたシャツに機銃の穴二つ 黒瀬  杲 大阪市 88
関東軍は我々を見棄て、私は李さんに助けられた 河嶋 時行 大阪市 82
ミズーリ号へ激突死した石野兵曹の慰霊祭に参加 森  隆澄 大阪市 92
伝承編
◆第一部 国内での体験
母子の愛に機銃掃射免れ、命を繋ぐ 法蔵 美智子 奈良県生駒市 75
飢餓と特攻で早逝した五人の従兄を想う 柴田 敦子 兵庫県宝塚市 81
〝戦中生まれ派〟 ──きれいなままの防空頭巾 川口 祥子 大阪府箕面市 75
敗戦後、熊本を襲撃したグラマン 大沢 寛行 東京都 69
未来に残す戦争の体験談 秋山 三千代 兵庫県芦屋市 86
父、三度目の「赤紙」で出征するも生還 下村  勉 大津市 80
〝山奥での戦争〟空から落ちて来た米兵 吉田 千喜代 熊本県大津町 79
和歌山大空襲、業火が全てを焼き尽くす 永原 瑞子 和歌山市 75
青春を母の看病に捧げた義母、心から平和を願う 青木 道子 山梨県南巨摩郡 68
被弾した足を切断、生きる気力失う 梅田 秀雄 さいたま市 70
◆第二部 国外での体験
危機一髪を体験した父のインパール作戦 辰巳 政司 奈良県大和高田市 83
父はグアム島で戦死、母は無理が祟り肺結核に 笠井 剛州 兵庫県加古郡 77
◆第三部 亡き人たちの証し
残された戦記から浮かび上がる祖父の姿 福壽 みどり 鳥取市 46
「靖国神社の父は神様」と教えられ亡き父の夢を見る 熊代 和子 和歌山市 90
インパール戦で戦病死した伯父が残した四冊の日記 鈴木 和子 宇都宮市 71
父からのカタカナ書きの手紙 藤原 守幸 愛媛県今治市 81
終戦後の事故で亡くした長男想い慰霊碑を建てる 田村 秀子 高知県吾川郡 85
戦後七十余年を過ぎて、亡き父と母を知る 塚本 眞人 静岡県藤枝市 74
◆第四部 戦後、それからの私たち
忘れられない写真と二十四の瞳の紙芝居 森   崇 香川県小豆郡 75
「平和の鐘を鳴らそう」歌詩作り合唱 岡部  学 岡山県倉敷市 76
◆第五部 特別編
特攻隊の誘導、途中でエンストし命落とす学生や哀れ 大牧 昭夫 栃木県鹿沼市 70
医師として刈り出された父の語る原爆 富永 敦子 静岡県藤枝市 77
哈爾濱学院25期生、南寮退去前後のことども 横山  享 大阪府羽曳野市 76

Written by 新風書房

Date 2020.08.01