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孫たちへの証言第29集

2016年08月01日(月)

 

孫たちへの証言第29集 【収録77編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
体験編
◆第一部 国内での体験
特攻出撃、千々に悩む。戦争は永遠の「0」に! 上田 満善 福井県坂井市 90
東京大空襲の悪夢、言問橋の下へも火の渦が襲う 神澤 君代 埼玉県川口市 85
「あの夜」炎の海を逃げ延びるも兄、姉は“戦死” 星野 百代 神奈川県 86
東京大空襲、目をやられた父を叱咤。目覚め死を知る 原  升子 東京都 85
黒焦げの「炭人形」にされた人びと 石田 百合子 千葉県船橋市 81
東京大空襲、外手国民学校へ避難するも危うし 鎌  妙子 東京都 84
焼け出され二人の弟と路頭に迷う 富田 てる子 東京都 89
強制建物疎開をまぬがれるも大阪大空襲で焼失 橋本 光弘 大阪府堺市 83
六月一日の大阪空襲で我が家も灰侭に帰す 早野 敏子 埼玉県越谷市 84
大阪大空襲の夜、鉄筋ビル地下室で助かる 川口 勝久 大阪府箕面市 78
大阪大空襲の悪夢、港区の疎開空地で助かる 小室 浩士 大阪府豊中市 79
堺空襲を外れたB29が焼夷弾落とす 浦田 榮二 大阪府岸和田市 79
金輪島の暁部隊桟橋で動員中、ピカドンに逢う 本谷 正輝 広島県東広島市 87
五年後に京都から広島に帰り原爆の惨状に驚愕 斎藤 愛子 金沢市 99
原爆救助活動で二次被爆、症状出るも生き抜く 田中 扶実子 広島市 90
敦賀に落とされたのは模擬原爆だった 橋本 教専 福井市 85
北海道の僻地へ援農隊として行き畑作に励む 南野 和歌子 横浜市 86
第一震洋隊、父島で訓練の日々を生きる 菊地 貞吉 福島県喜多方市 90
機銃掃射受け、麦畑に伏せるも左足に被弾 實近 昭紀 香川県丸亀市 77
思い出したくない、だけど忘れない 前田 妙子 大阪府東大阪市 83
台北から南薩摩へ疎開、編入など“涙の想い” 井口 義久 静岡市 85
浜松爆撃三回、自宅の下敷になり両親とも不具者に 西田 幹夫 和歌山県那智勝浦町 77
「消火せず逃げたから焼けたのだ」と罵声 加藤  照 愛知県岡崎市 85
勤労動員中の防空壕で炎の中の初恋 原  和義 北九州市 86
執拗なグラマンの機銃掃射に遭うも命拾い 了戒 万知子 大分県日田市 86
八丈島から長野へ疎開、私だけ東京に残る 浅沼  誉 東京都立川市 82
父島から長野へ。疎開で三回も国民学校を転校 雨宮 節子 埼玉県所沢市 83
三宅島から福島の山村へ、強制集団疎開の悲劇 浅岡 ミチ子 東京都三宅島 87
学童疎開児五十二人を預かった母の戦い 吉川 幸子 京都府城陽市 74
東京大空襲後、岐阜の中津へ疎開する 丸井 健太郎 東京都 84
鹿島高女「竹松寮」で十人が犠牲となる 前田 妙子 大阪市 86
縁故疎開の淋しさ、神戸空襲の恐さ味わう 中林 ちゑ子 神戸市 82
台湾からの引揚げ、記憶の糸を手繰って 青木  弘 大阪府豊中市 80
義兄の戦死、孤児となった甥の親代わりになった妹 立川 ツヤ子 群馬県邑楽郡 95
海軍の極秘「剣作戦」で一式陸攻機の改造手伝う 伊藤 三男 盛岡市 86
父事故死、母子家庭で戦中戦後を生き抜く 門馬 貞治 仙台市 80
お国のために働くも、BC級戦犯として拘禁される 高橋 増江 前橋市 81
工場になった学び舎で必勝を信じて働く 濱田 映子 神戸市 90
父は海軍工廠工長でゼロ戦製造にかかわる 野呂 睦月 広島県熊野町 81
◆第二部 国外での体験
サイパンで生まれ、十九年、父を残し引揚げる 竹中 代志子 岐阜市 84
学徒出陣、南方へ派遣されるも奇跡の生還 杉中 浩一郎 和歌山県田辺市 93
満州の錦州で終戦迎え約一年、恐怖の逃避行 水内 経子 岡山県赤磐市 75
「生きて帰って来て!」。沖縄で生還、結婚の約束果たす 吉村  章 大阪市 97
樺太から北海道へ、「第二新興丸」で命からがら引揚げ 升田 昇一 札幌市 79
父、司政官として鎌倉丸で征途に就くも撃沈される 林  弘通 埼玉県所沢市 87
内戦に巻き込まれ、銃口突きつけられる 森本 龍介 大阪府堺市 82
朔方の落暉、兄と弟失うも命からがら帰国 富士  弘 大阪市 87
満州拓殖公社員で渡満、暴動に巻き込まれる 守安 幹男 岡山県総社市 87
終戦前に渡満、死の渕に立つも生きのびる 佐川 世根 群馬県前橋市 92
奉天を脱出するも平壌で暗澹の日々 加藤 正喜 東京都 85
国境守備隊の父と官舎で生活、敗戦に巻き込まれる 山本 国富 大阪府和泉市 78
北鮮での治安良く、ボールチェンコ司令官に感謝 白石 昭麿 東京都 79
十九年末入営、中国戦線で戦うも生き抜く 萩原 秀行 広島県福山市 92
「軍隊は運隊」というが、まさに私のこと 飯田 英二 大阪市 94
飯塚朗氏作詞の『戦いすんで春は来ぬ』に作曲 衣笠 正康 東京都 92
◆第三部 亡き人たちの証し
陸上選手(槍投げ)で活躍、洋楽を愛した兄 佐藤 英夫 札幌市 86
父戦死、母病死で三人が祖父母のもとで生きる 溪   久 大津市 79
進学させてくれた父へ、僕の方から敬礼させてほしかった 迎   博 福岡市 78
◆第四部 特別編
《国内》最後の解散まで比治山の洞窟救護所で闘う 河野 千寿 岡山市 88
《国内》写真遺産、大阪大空襲で焼失するも戦後一冊に 上田 一郎 大阪市 88
《国外》ソ連軍の侵入で開拓団全員が服毒自決図る 岸  チヨ 福島市 86
《国外》インパール目前、補給絶たれ撤退、死の白骨街道と化す 渡邉 伊兵衛 栃木市 94
《国外》父は『大連新聞』の社長。敗戦の混乱に巻き込まれる 宝性  晃 仙台市 82
《国外》ソ連抑留中建設した建物が今も活用され交流へ 宮野  泰 新潟県新発田市 90
《国外》ミンダナオ島のジャングルで母、砲火浴び命尽きる 安達 秀彦 大分県日田市 79
伝承編
◆第一部 国内での体験
模擬原爆で大火傷、顔面ケロイドで生きた父 青柳 賀代子 埼玉県所沢市 71
火炎の木材が飛ぶ中を逃げた~母が語る大阪大空襲~ 大江 委久子 京都市 57
「特攻自爆死」、繰り返してはならぬ人類史上最悪の作戦 佐藤 豊行 岡山県倉敷市 68
“カツドウ屋”であった父の戦記 小川 秀人 奈良市 69
伝え聞いた私の戦争体験 小川  勝 富山市 74
ひいおばあちゃんの戦争 板垣 明音 京都市 11
◆第二部 国外での体験
独立軍に参加、妻の墓に土下座して謝りたい 長  洋弘 埼玉県吉見町 68
敗戦で拳銃自殺した将校の検死やらされる 宍戸 幽香里 神奈川県川崎市 69
軍隊生活の日記を読み、父を偲ぶ 小山 芳美 横浜市 69
◆第三部 亡き人たちの証し
チモール海に散った父、母の願いで眠る海に散骨 伊藤 令聿 大阪府箕面市 73
◆第四部 特別編
《亡き人たちの証し》父戦死の硫黄島慰霊巡拝で「部隊碑」を抱きしめる 林 惣一郎 長岡市 72
《亡き人たちの証し》「父の野戦日記」軍隊の矛盾や悲惨さ突き病死 竹山  醇 東京都 84

Written by 新風書房

Date 2016.08.01