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孫たちへの証言第28集

2015年08月01日(土)

 

孫たちへの証言第28集 【収録87編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
戦雲なびく時代を生き抜いてここに百一歳あり 最上 孝子 東京都調布市 101
原爆投下と荒木源太郎教授の「視察授業」 下河 茂朗 大阪府高槻市 90
原爆の二日後、福山市も大空襲に遭い焼け出される 三谷 哲弘 広島県福山市 79
長岡の空襲、信濃川の堤防目指して走る 高橋 敏子 新潟県長岡市 80
東京から甲府へ疎開、空襲の猛炎の中を逃げ延びる 西山 育子 神奈川県茅ケ崎市 77
平塚の夜間空襲、旧市街の七〇%を焼失 柳町 冨美子 長野県千曲市 90
大阪大空襲、大国町地下鉄に避難し助かる 鈴木  一 大阪府枚方市 84
大阪大空襲下、猛炎の中を天王寺公園へ逃げる 増井 志津子 香川県坂出市 77
枚方造兵廠から母の元へ駆けつけ火を消す 野村 淑子 兵庫県伊丹市 89
神戸空襲で祖母焼死、火の粉の中を脱出 三木 美佐子 兵庫県姫路市 80
神戸空襲で炎の中、川づたいに逃げる 本多  布 兵庫県尼崎市 81
動員先の森下仁丹に一トン爆弾、あわや 斎藤 米子 兵庫県西宮市 85
食事にありつくため姉と軍属に応募し生き抜く 岸田 知香子 大阪府豊中市 91
阪急梅田駅で改札・出札係として働く 上村 サダ子 兵庫県尼崎市 89
学徒動員で上阪、「松下プロペラ工場」で働く 高津 佐代子 大阪府高槻市 86
第一次・二次は松代壕近くへの学童疎開生活十六か月 仁平 正男 東京都日野市 81
空腹の思い出いっぱいの集団疎開 平野  誠 横浜市 79
学童疎開の「脱走児」に言葉のつぶて 斉藤 美知子 和歌山県岩出市 82
疎開の寺で「皇后のビスケット」盗まれ、悔し涙 小阪 恭亮 大阪府羽曳野市 80
子どもが親元を離れることの寂しさと恐怖 伊能 瑠璃子 東京都 80
宮古島での幼児体験、戦争は人の心まで破壊する 荷川取 順市 沖縄市 75
神龍特攻隊へ配属されるも転属となり生き延びる 政次 満幸 横浜市 故人
わが家に米軍機が墜落、母と妹は即死、私は奇跡の生還 君島 清子 神奈川県川崎市 76
風船爆弾作りに従事するも戦果は微々たるもの 柴田 歌子 千葉県市川市 87
水盃と花束で特攻出撃するも油もれで帰還 八巻  巌 仙台市 89
高等科卒で志願、猛烈訓練は苛酷の一言 名古 史郎 和歌山市 85
串良基地、宇佐基地で特攻隊員を送る 坂田  章 島根県安来市 85
ゼロ戦の空港で「イナシヤ廻し」の日々 堀  三郎 新潟県長岡市 91
美保飛行場で学徒動員中、空襲で学友が目前で即死する 渡邉 貞夫 鳥取県米子市 85
語り伝えねば……この「戦争」の悲惨さを 田中 和江 岐阜県飛騨市 79
母過労で病気のため父の遺骨を私が受け取りに 宮邉 政城 福岡市 83
「幻の不時着機」六十年後に私の記憶が証明される 宮崎 武夫 福島県いわき市 85
戦争は戦火による被害だけでなく心に爪痕を 鶴見 捷子 東京都 77
戦時中だから味わえた異色の生活が懐かしい 前田 妙子 大阪市 85
たった二日の結婚生活で生まれた僕と母の人生 足立 則之 京都市 72
曾祖母の着物、鳩の絵柄に託した娘の幸せ 黒田 華子 兵庫県猪名川町 41
戦争に翻弄された母、そして私たち家族の人生 永田 民子 大阪市 71
母は自分の人生を犠牲にし、私を護ってくれた 高井 郷彦 兵庫県猪名川町 72
父と母の廃墟から立ち上がった人生に学ぶ 長迫 博美 大阪市 72
義父は通信兵で事前に敗戦を知っていたと唇をかむ 吉形 光佐子 岡山県備前市 72
「これからを生きる君たちへ」伝えておきたいこと 油原 はる子 東京都 70
◆第二部 国外での体験
敵陣インパールを目前に、補給なく地獄の撤退行 的野 一一 兵庫県姫路市 92
雌雄決するイラワジ河会戦に敗北、軍旗奉焼 澤田 源一 京都市 93
北ボルネオ死の行軍で奇跡的に生還 西鶴 時雄 大阪府寝屋川市 94
大東亜戦駆逐艦『夕霧』戦闘の思い出 髙須 友章 岐阜県富加町 故人
逆転した運命の中で苦難の人生を生きる 奈良部 始 和歌山県橋本市 82
ロシア軍の侵攻から逃れて 三宅 昭太郎 兵庫県川辺郡 73
結婚し熊本から渡鮮、敗戦境に波乱の人生歩む 岡田 たか(母)
金田 麗子(娘)
熊本市
山口県
96
74
混乱の中、遼陽の陸軍病院が暴徒に襲われる 原田 紫郎 東京都八王子市 80
終戦前、満州で生まれた母・子の生かされた歩み 齋藤 順子 埼玉県和光市 70
旧満州からの逃避行で父母など五人が犠牲に 辻井 早苗 千葉県柏市 58
引揚げ時、命をつないだ「薬缶」は我が家の宝物 中根 孝雄 福島県いわき市 71
博多港に引揚げ、島原で全財産のリュック盗られる 久保田 智子 東京都 79
集団脱走を決行、四歳児の満州引揚げ 池田 秀子 東京都 74
妹と上海から大連に行き暴徒の渦に巻き込まれる 野木 宏子 大阪府堺市 92
台湾の製糖会社社宅で受けた爆撃恐怖体験 中塚 ハルコ 兵庫県宝塚市 78
満鉄を退めたばかりの夫に召集、四人の子を連れて帰る 小谷 幸子 岡山市 70
旧満州の地で〝石もて追われる〟墓参り 日髙  一 岡山市 84
ムダではなかった「ふるさと広東」での体験 山崎 たみ子 神戸市 77
戦争に敗れ、多難な父母の人生に学ぶ 坂井 黄美子 千葉県松戸市 71
戦死した父と夢の中で会う 田村 治子 千葉市 71
忘れられない「蘭花特別航空隊」 吉川 郁子 松江市 82
十九年、吉林省廟嶺京都開拓団に入植、混乱の渦に 相井 道夫 京都府城陽市 83
「緑豆」のおかげで生命をつなぐ 谷口 正子 鳥取市 85
◆第三部 亡き人たちの証し
父戦死のコレヒドール島を訪ね胸つまる 久保寺 酉子 神奈川県藤沢市 70
父、二度目の応召でビルマへの途中で戦死 嶺川 和子 佐賀県唐津市 81
ノモンハンでの正一叔父ほか我が家の戦死者 後藤 和夫 大阪府東大阪市 82
父母たちの戦争体験から学ぶ「命のバトン」 福永 洋一 熊本県大津町 63
出征三か月後にサイパンで戦死した父、夢枕に 深谷  登 長野県南木曽町 80
ニューギニア墓参、叔父の眠る地にたたずむ 石井 れい子 東京都東久留米市 61
「戦争―父からのメッセージ」を伝えていきたい 嶋田 香弥子 大阪府高槻市 63
切込み隊として突撃、ルソンの土に眠る兄 星野 久子 東京都東大和市 84
父名誉の戦死を遂げるも、戦後・母の苦労にも感謝 渡部 京子 宮城県加美町 76
姉に焼夷弾の炎が燃え移り焼死 平野 佐智子 大阪府豊能郡 79
父、関東軍に出入りし処刑現場など目撃 稲葉  實 兵庫県伊丹市 60
海軍予備学生に応募、桜花特攻隊員になるも出撃せず 矢倉 達夫 京都市 故人
輸送船浅賀山丸の最後「生と死の別れ」 広瀬 徳義 島根県益田市 故人
母と愛児の私を置き志願した父を、サイパンに墓参 佐々野 省三 岡山県倉敷市 73
◆第四部 戦後、それからの私たち
基隆中学(台湾)で起きた奇怪な「卒業証書事件」 廣繁 喜代彦 東京都 86
台湾から引揚げ後も教壇に立った両親 山本 のり子 山梨県甲斐市 72
夫種治が硫黄島で戦死、弟純徳と再婚した母 簗瀬 順子 山口県防府市 61
中国残留日本人孤児を支援、私もボランティアで 村上 貴美子 兵庫県伊丹市 68
「桜咲く木の下で」姉の人生を思う 加藤 和子 宇都宮市 70
◆第五部 特別編
死ななかった重荷に押しつぶされそうな日々 千  玄室 京都市 92
台湾航路「富士丸」遭難時の乳幼児と七十年ぶりの再会 西川 徳子 東京都 95
サイパン島の洞窟で飢えと渇きの日々 栗原 茂夫 横浜市 80
カナダ移民「バンクーバー朝日」苦難の道のり 松宮 隆史 神戸市 60

Written by 新風書房

Date 2015.08.01