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孫たちへの証言第20集

2007年08月01日(水)

孫たちへの証言第20集 【収録74編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
B29破壊の一大特攻「剣作戦」発動せず 門馬 三郎 大津市 81
凄惨を極めた渡嘉敷島における住民の集団自決 兼島 秀光 那覇市 72
長崎から家族全員が消えた日 須藤 叔彦 前橋市 78
あの熱線に被爆、奇跡的に生かされて 河内 政子 広島市 77
学友二人の死体を壕から運び出す 小寺 寛逸 兵庫県伊丹市 78
神戸空襲、母の背で火だるまになり大火傷 和田  實 大阪市 65
大阪大空襲、市岡公園近くで炎の中を生きのびる 多田  實 兵庫県伊丹市 73
大阪空襲、焼夷弾の中を逃げまどった恐怖 速水 千恵子 大阪市 77
六月一日の大阪大空襲、炎の中で九死に一生 野頭 たつる 大阪市 67
焼夷弾からツクシへ―大阪大空襲と私― 酒井 董美 松江市 72
疎開先の高松で空襲に遭い、また大阪へ 横尾 禮子 大阪市 75
焼け跡の家で母が弾いた「千鳥の曲」 吉富 梅子 兵庫県宝塚市 75
薬専校舎でグラマンの襲撃を受ける 吉村 道子 奈良市 82
「炎の海」から奇蹟の脱出 徐  龍達 奈良市 75
満員で入れなかった防空壕が直撃弾で壊滅 真家 俊雄 東京都 77
初年兵高射砲隊の体験した東京大空襲 百瀬  茂 長野県塩尻市 81
東京空襲で家全焼、入隊直前に敗戦 宮崎 蔦司 千葉県我孫子市 77
和歌山空襲で焼け出され、他家を転々 大村 千佳乃 和歌山市 69
教材なく地面に枝で文字を書いて勉強 髙橋 久子 名古屋市 74
学童集団疎開で体調崩し奇跡的に助かる 東崎 行雄 大阪府河内長野市 73
疎開しての「いじめ」が僕にとっての戦争 今関 知良 徳島県吉野川市 70
使命感に燃え五島列島の「日島小」へ赴任 木幡 吉輝 福島県三春町 78
「東南海地震」犠牲者の「野辺の煙」 浅場 ケイ子 神奈川県藤沢市 74
村の戦死者を土葬、九歳でその穴を掘る 二宮 茂男 横浜市 70
「戦時の一家族」みんなが戦争に巻き込まれる 小木曽 太郎 大阪府東大阪市 75
大分空襲とB29撃墜アメリカ兵の生体実験話 音渕 和代 松山市 79
喘息に苦しみながら学徒動員で油まみれに 田中 恵美子 大阪市 77
◆第二部 国外での体験
サイパン島玉砕から奇跡の生還 宮川 テル 横浜市 71
子ども六人を連れ鬼と化して三十八度線を越える 土居 以つ子 岡山県倉敷市 故人
太原から二児をかかえ引き揚げる 多川 キミ子 香川県 87
夫は残り死亡、三人の子を連れ引き揚げる 加賀 邦子 千葉県山武郡 故人
興安から避難、子どもと夫を失い一人で帰還 田村 里美 高知市 91
沖縄越来開拓団、鳥取義勇隊の援護で生還 仲宗根 繁雄 沖縄県沖縄市 75
開拓団で一人生き残った十六歳の少女 富満 てい子 茨城県東海町 76
戦渦で内乱に巻き込まれ八路軍将校夫人らと行動 篠山 知恵子 神戸市 82
戦争の実体は憎しみと殺し合い 児玉 哲郎 大阪府吹田市 83
飢餓地獄のニューギニアから生還して 小野 正市 宮城県石巻市 88
台北陸軍病院北投分院で五人の特攻兵を見送る 城埜  茂 奈良県 82
雷撃され真っ二つになった「龍野丸」 山本 繁夫 大阪府河内長野市 81
中国からブ島へ派遣、終戦で玉砕をまぬがれる 山崎 幸喜 高知市 95
一週間漂流、仮死状態で漁船に助けられる 川崎 みつる 高知県室戸市 81
南方派遣で部隊は玉砕、一人祖国の土を踏む 永野 長次郎 大阪市 81
三十六歳、大連で現地召集され古年兵の餌食に 久保田 勇 北海道標茶町 100
二度の貫通銃創を受けるも奇跡の生還 寺田 三二 大阪府箕面市 94
ソ連国境に捨てられた傷病兵 三好  順 兵庫県西宮市 82
シベリア抑留、脱走するも犬に嗅ぎつけられ失敗 福田  渡 愛媛県西条市 92
台湾の製糖会社社宅近くで機銃掃射に遭う 篠原 昌之 大阪府枚方市 70
北千島における終戦後の日ソ戦 藤澤 喜一 秋田県横手市 84
満州の製薬工場が稼動していたら私は死刑になった 渡辺 健二 静岡県御殿場市 90
鍋を徴発、忘れ得ぬ幼児らの眼差し 坪倉 反義 島根県雲南市 88
阿呆らしい、こんなことで死ねるかい 野瀬 健三 神奈川県 97
◆第三部 亡き人たちの証し
名古屋の軍需工場で学友が犠牲になる 庄村 栄子 長野市 78
戦争に巻き込まれた三人の伯叔父たち 船渡川 正 栃木県小山市 69
残された叔父の入隊記念写真の想い出 山田 順三 京都市 67
台湾、高雄港湾に眠る戦友に捧ぐ 山口 正治 岩手県二戸市 86
東京大空襲で、私たちを探し求めた父は 正田 トシ子 大阪府高槻市 70
北満の地に眠る我が子に合掌の日々 渡部 キエ 秋田県由利本荘市 84
哀れだった妹「道子ちゃん、天国へ行くのよ!」 石原 誠一 兵庫県宝塚市 68
「残留孤児」も「育ての親」も戦争の犠牲者 西村 和子 大阪市 75
◆第四部 戦後、それからの私たち
父戦死、母が助産婦として生活支える 南  容子 大阪府貝塚市 67
父戦病死、疎開者の母子家庭が辿った苦難の日々 石野 昭雄 東京都国分寺市 65
望郷「樺太」への願い、五十五年ぶりにかなう 安藤 知明 大阪府豊中市 65
引き揚げの町で迎えた敗戦から平和を学ぶ 広橋 澄子 京都市 69
「名誉の戦死」というが、残された家族は路頭に迷う 大倉 澄子 岡山県瀬戸内市 73
父戦死、母の苦渋の決断に感謝 松岡 一男 大阪府堺市 65
終戦前日の光海軍工厰大空襲と九十九橋 友清  坦 広島市 78
空襲ですべてを失い大家族が多難な人生 上辻 正七郎 大阪府高槻市 70
潜水艦に残された尺八譜面の持ち主探しと鎮魂奉納演奏 新開 利治 兵庫県西宮市 69
◆第五部 特 別 寄 稿
三度の危機を乗り越え祖国の土をふむ 三浦 弓枝 東京都 73
父の遺書―父が私たちに託したもの― 高橋 彌穂 仙台市 66
学徒動員で爆風に飛ばされ、重度障害者に 鈴木 慶子 大阪市 77
レンバン島の飢餓生活から人生訓を学ぶ 高橋 清澄 奈良市 84
失われた青春・戦争画で語る軍隊、拘留の七年 奥村  進 岐阜県多治見市 83
短歌で綴る私の戦争体験 杉本 利一 京都府与謝郡 82

Written by 新風書房

Date 2007.08.01