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孫たちへの証言第19集

2006年08月01日(火)

孫たちへの証言第19集 【収録75編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
沖縄からの学童疎開船に米軍が襲いかかる 与儀 トミ 横浜市 88
「もはやこれまで」と炎に身を投じた祖母 金城 圀弘 土浦市 67
玉砕の硫黄島、奇跡の生還者として書き残す 蒔田 良一 静岡県焼津市 84
運命の八月六日、戸田教官の英断で助かる―神戸から広島へ― 今田 耕二 兵庫県川西市 74
ピカの熱閃で顔に火傷負うも気づかず 後藤 千恵子 広島市 78
大阪船場の綿布卸商「山本久商店」も全焼 小柳 ならみ 兵庫県姫路市 76
大阪大空襲を幸運にも生きのびる 中西 妙子 大阪府富田林市 76
六月大空襲、三階建ての屋根を突き破った炎の柱 楢野 善次郎 大阪府池田市 86
「国のために役立たねば」と海軍軍需部を志願 久保田 照子 大阪市 82
非戦闘員を撃ちまくる恐怖の機銃掃射 西山 忠司 大阪府堺市 76
神戸で被災、母の郷里広島へ行き原爆に 池部 雅也 静岡市 70
大阪も危うくなり故郷の佐伯湾大入島に疎開 吉岡 早苗 大分県佐伯市 68
勤労動員中の登校日、爆撃で先生や生徒が犠牲に 有賀 弘治 静岡県浜松市 75
浜松空襲、焼夷弾の雨の中を防空壕へ 佐倉 忠夫 静岡県浜松市 74
豊橋で体験した空襲で戦争の恐ろしさ痛感 秋山 ふく 静岡県川根町 79
仙台空襲で丸裸となり、今も残る障害 林  智徳 仙台市 68
学徒動員中、今治市にて空襲体験 恩地 近子 愛媛県 75
学年全員が狩り出された勤労動員の思い出 石丸  巌 東京都 76
五月の東京空襲、焼け跡から蒸し釜のご飯 平宮 ヤイ 福島県喜多方市 91
爆弾の落下音に耐えた日々(勤労動員体験記) 柳瀬 安正 埼玉県北本市 75
北九州での猛爆下を命からがら逃げのびる 古野 重信 東京都日野市 76
六連島の秘話、沖を見つめつつ逝った母親 安藤 敦子 奈良市 84
兄弟とも絵の道を志すが戦場に飲み込まれる 川島 和幸 東京都 81
「赤紙」に愛し合った絆を断ち切られる 関根 千佳子 大阪市 83
元特攻隊員の叫び「自爆は止めて!」 野澤 文夫 兵庫県尼崎市 78
戦争で一変、孤児になった私たち 多田 正明 大阪市 69
岩国陸軍燃料廠と興亞石油の炎上 竹本  央 山口県 80
「松山空襲」、焼夷弾の雨と猛煙の中で生き抜く 岡崎 歌子 松山市 73
炭になった人間の山を互いに探し合う 愛川  弘 兵庫県尼崎市 77
貧困から耐えることなど多くを学ぶ 垣本 彰子 京都府南丹市 68
戦災で唯一残った思い出の「卒園アルバム」 冷牟田 博康 兵庫県赤穂市 73
◆第二部 国外での体験
銃殺されるも奇跡的に蘇生し唯一人生還する 磯 清十郎 茨城県土浦市 82
初年兵として初の西塘作戦で奇跡の生還 武田 由次 大阪府富田林市 88
戦争はまさに意趣返しの殺し合い 玉利 義信 鹿児島市 77
マカッサルの戦犯収容所で学友が処刑される 矢野 弘明 宮崎市 82
「戦争と憲兵隊」首謀者捕え非人道的行為も 谷村 文三郎 鳥取市 87
「万年一等兵」、立ちはだかった憲兵との闘い幾度か 渡辺 健二 静岡県御殿場市 89
特攻隊を志願するも敗戦で生き長らえる 松本 正行 埼玉県騎西町 87
逃げ出さず寒さと飢えの中で命からがら生きる 内田 迪子 長野県 93
「満赤」錦州病院看護婦たちの悲劇 前田 保仁 北海道旭川市 81
北鮮咸興から引き揚げるも伝染病で一週間待機 斎藤 滋子 山形県 74
蘇家屯の満鉄の社宅から命からがらの引揚げ 鶴貝 敬司 横浜市 71
元兵舎や民家を病院にし看護婦として働く 中山 はつ子 兵庫県相生市 79
北朝鮮金剛山で土産物店をしていた父 中市 仁子 ハワイ 71
「羅津宮町日本人集団所」の資料から浮かび上がる敗戦当時 臼田 多禰子 大阪市 73
台湾でも疎開生活、忍耐力養う 田中 洋子 大阪市 72
戦友に申し訳ないような私の戦争体験 和田 二郎 三重県伊賀市 85
東満密山県の農大報国農場からの脱出行 村尾  孝 京都市 77
ビルマの撤退作戦の悲劇、あわやシッタンの藻屑に 三森 政治 鳥取県 83
ブーゲンビル島、幾多の犠牲の上に生還 松本  博 大分県別府市 85
ソ連兵の自動車から脱走、熊と遭遇するも生還 西羅 欽介 兵庫県篠山市 89
生か死か、敵中の海で漂流十八時間 山内 広近 愛媛県西条市 88
ムウリンの激戦で死に直面するも奇跡の生還 河本  賢 広島市 83
ナムクインの激戦で負傷したのが幸いし私だけが生還 伊吹 榮次郎 京都市 89
比島沖海戦、軍艦伊勢に乗艦し囮作戦に参戦 川上 堅介 岡山県金光町 83
対戦車肉迫訓練、秋霜凛烈の兵の明け暮れ 鍛代 勝助 倉敷市 85
◆第三部 亡き人たちの証し
山下奉文将軍の遺品を受け取った夫 中本 倫子 鳥取県倉吉市 72
中国従軍の従兄を死に至らせたコレラ船の悲劇 浅場 ケイ子 神奈川県藤沢市 73
兄「久保佳四郎の戦死」この悲しみは永遠に 玉井 やよい 長野県千曲市 76
姉と兄二人の無念を伝えたい 三村 末男 神戸市 69
本音語り合えぬ息子との別れ。母の思いやいかに 坂田 歌子 兵庫県三木市 80
父の戦死、中国戦線で敵弾が腹部を貫通 古市 智子 横浜市 72
「名誉」の名のもと、今は亡き友たちを思う 古屋 兼雄 山梨県南アルプス市 86
兄の死、ソ連収容所で栄養失調に苦しみつつ 川西 薫 香川県坂出市 75
二児と夫が犠牲、再婚で人生を出直す 上林 文恵 金沢市 83
東京大空襲で逝った友、誕生日を祝うはずだったのに 水谷 文子 静岡県沼津市 80
◆第四部 特 別 編
「被爆体験風化させまい」子に秘めた父―記者の祈り 小林 宏行 兵庫県川西市 75
北方作戦アッツ島、キスカ島戦闘に参戦
終戦後ソ連軍と戦闘、シベリア抑留体験
川森 正二 札幌市 87
終戦の日、満州で戦死、父母の人生狂わせた戦争 大野 靖子 千葉県山武郡 67
戦争で廃業、移転の災難に遭った我が家 大畑 つや 仙台市 80
棄民政策のような開拓地からやっと抜け出す 岡安 行弘 東京都 81
徳之島における戦中の知られざる一断面 益田 宗児 奈良県生駒郡 71
「幻の兵隊」、敗戦直前の召集で軍歴の記載なし 後藤  純 米子市 84
さすらいの「未復員」の人たち、今も 山田 伊佐 埼玉県川越市 78
忘れられない大空襲(大阪)と学童疎開(佐賀県東川登村)の
記憶スケッチ
水速 信孝 東京都町田市 73

Written by 新風書房

Date 2006.08.01