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孫たちへの証言第18集

2005年08月01日(月)

孫たちへの証言第18集 【収録94編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
神戸空襲で両手の指失うも鉄筆で生きる 富永 恵津子 神戸市 78
対馬丸遭難、四日間漂流し奇跡の生還 マリア・宮城・バートラフ アメリカ 75
極限の特攻機・人間爆弾「桜花」搭乗員の回想譜 山本 芳知 山口県光市 83
敗戦受け入れず氾濫、十数人の将校が自決 村田 治一 京都市 80
全機のプロペラを外し決起行動に対処 森田 元治 静岡市 83
「断固戦うべし」と継続組に入り実弾訓練を始める 中島 富夫 佐賀県西松浦郡 79
信教弾圧の犠牲となられた小山宗佑牧師 菊池 すみ 北海道函館市 93
私と『神風』、父と『赤紙』 矢部 善昭 福井県鯖江市 77
東京大空襲の亀戸から炎の中を逃げる 大沢  福 東京都 71
大阪大空襲、多くの学徒が防空壕で犠牲に 田中 弘史 大阪市 77
特攻出撃するもエンジン故障で不時着を決行 島田 昌往 長野県松本市 79
原爆の恐怖、顔面と腕にガラス片びっしり 小野田 久子 岡山市 77
下宿を出るのが遅かったら爆心地で死んでいた 木佐木 輝雄 東京都国分寺市 81
あの「地獄絵図」は網膜から一生消えない 渡邊 文子 広島市 80
被爆下の三菱青年工業学校などで遺体探し 立元  港 宮崎県北諸県郡 75
原爆の翌日、広島の爆心地を強行突破 野   清 福岡県北九州市 82
東京大空襲の恐怖、妹と弟が犠牲に 大島 和子 東京都西東京市 72
運命を分けたあの日。父よ弟よ、生きていて! 中村 俊子 千葉県勝浦市 75
誕生日の惨劇、いまだ忘れじ 西尾 静子 東京都東村山市 65
原宿に爆弾の降った日 福田  直 神奈川県川崎市 71
横浜日産自動車へ動員中、空襲に遭う 片田 政一 山梨県南巨摩郡 76
戦中の横浜「税関史メモリー」 黒田  猛 神奈川県横須賀市 84
沼津空襲と、学生服に襷たすきを掛けた兄の出征姿 平田 直子 静岡県沼津市 75
母が書き残した大阪大空襲の火炎地獄 村上 紳一郎 京都市 71
大空襲下、焼夷弾による恐怖の日々 阿山 勝彦 大阪府茨木市 72
堺筋にB29墜落、凹んでいた市電敷内の石畳 村田 健一 大阪府交野市 68
高松空襲で祖母、母、妹の三人を失う 梨野 裕子 高松市 68
秋保の佐勘旅館に疎開、土井晩翠先生のお話聞く 榎本 時子 神奈川県葉山町 69
疎開から帰ってみると両親は亡くなり孤児に 狩野 豊子 大阪府門真市 68
疎開を強制され、不安一ぱいで大分へ 国東 文子 横浜市 88
戦艦「日向」で被弾するも一命を得る 立田 正雄 広島市 90
航空母艦「海鷹」の末路やあわれ 西岡  孝 福島県会津若松市 81
戦艦大和を護衛して 今井 友一 埼玉県秩父郡 82
学業をなげうって志願、特殊潜航艇で特攻の訓練 高橋 春雄 東京都 80
卒業と同時に召集され日赤の従軍看護婦に 白井 よしお 東京都 80
沖縄戦で米軍上陸と私が捕虜になるまで 渡久地 昇永 沖縄県国頭郡 74
絵本は「ヘイタイサンアリガトウ」 関  幸子 大阪市 66
列車を襲ったグラマンの「銃弾二発」今も 大西 健二 大阪市 77
最後の疎開船で海に消えた兄嫁 宮城 政秀 那覇市 76
幼くして私は軍国少年だった 浅野 茂義 長崎市 76
「兄の仇を必ず討つ」と血気に燃えた青春時代 小林 義一 大阪市 77
「教え子を絶対戦場にやってはならぬ」 木幡 吉輝 福島県 76
トンネル内に疎開した軍需工場で働く 奥村 谷子 横浜市 74
勤労動員の女学生達と工場の地下室で死を決意 水野 銀蔵 福島県会津若松市 77
戦後の援農作業中、中国兵に襲われた恐怖の体験 若松 富子 北海道根室市 75
「医者はまだか!」絞り出すような父の声 神山 昌子 北海道旭川市 79
月下の衛兵、クマベ少将一家の自決に立ち合う 小脇 通夫 松江市 78
五歳で被爆、お隣のご夫婦に助けられる 平野 輝代子 東京都 65
私たちの年代が原爆の最多犠牲者 藤原 宣夫 東京都 73
◆第二部 国外での体験
慟哭のテニアン島、洞窟で自爆するも生きる 伊藤 久夫 福島県 70
総攻撃するも全滅後のママラ陣地の悲惨 小内 通有 東京都 88
南方ハルマヘラ島派遣、生還は夢の如し 荻野 守二 埼玉県行田市 83
戦艦大和の少年機銃兵として戦うも負傷 森下  久 愛知県渥美郡 80
大日本航空サイパン支所の逃避行で四十人中二人が生きる 森山 次夫 埼玉県所沢市 83
レイテ沖海戦などに出撃、九死に一生を得る 平野 好政 北海道根室市 81
「富嶽特別攻撃隊」の一員として南方作戦へ 伊東 賢司 岩手県東磐井郡 86
無知無謀な作戦、ビルマ敗走一〇〇〇キロ 田渕  修 徳島県鳴門市 82
魔のバシー海峡で撃沈された「瑞穂丸」 八木 正澄 高知市 79
軍医の手中に握られた運命のゴム印 古賀 梨青 奈良市 85
「看護の道」を激動の中で歩む 村上 益代 香川県 83
二十二人の従軍看護婦がソ連軍に抗議の自決 山田 伊佐 埼玉県川越市 77
《母の体験記》死の恐怖と闘い続けた野戦病院の日々 井内 智子 高松市 57
「仲秋作戦」で被弾、三十数個の破片摘出 丸山 菊夫 佐賀県三養基郡 83
弥栄から逃避行中、父と出会うも病死 古山 義子 新潟県新発田市 68
混乱の中で無数の人たちが異国の土に 上野  勲 山口県宇部市 85
満州で娘三人の死を乗り越え、生きた母は強し 高橋  勉 盛岡市 67
満州で夫と長女失い、帰国後ミシンで頑張る 安倍 ふみ 大分県速見郡 90
厳寒の満州で次男没し、長男も帰国後九歳で逝く 笠原 朝美 金沢市 85
日本軍医の勇気ある説得で死のシベリアから生還 海野 米次 長野県中野市 85
興安嶺に籠城し戦い続けた一〇七師団 小原 福重 長野市 89
十年の刑に処せられ、何度も死線をさまよう 佐藤 正榮 北海道本別町 84
命ある限り戦争の悲惨さを伝えたい 松田 定一 大阪府柏原市 76
やっと帰国できたのに三人の子供失う 河上 純一 東京都 69
敗戦後の樺太、白旗を掲げているのに爆撃 井戸田 博子 大阪市 72
樺太からの引き揚げ三船の殉難 戸村 理平 北海道常呂郡 69
葛根廟からの逃避行中、行方知れずに 佐藤 百合枝 長崎市 82
中学の寮生活中に六人の家族が全員死亡と聞く 栄  紀博 大阪府高槻市 74
海軍従軍日記「トラック諸島からの帰還兵」 北  熊市 埼玉県熊谷市 84
飢えと寒さと伝染病の中、中国人に救われる 今井 浅子 新潟県柏崎市 72
◆第三部 亡き人たちの証し
南方から復員するも六十九日目に逝った父 佐々木 チエ 横浜市 66
戦死した兄の戦跡を、母の写真抱き訪れる 舩崎 三義 熊本市 75
出征の夫との約束果たし報告の巡礼 大櫛 ツチエ 福岡県糸島郡 84
ラグビーで鍛えた父の体も戦争の苛酷さには勝てず 浦谷 一平 三重県伊賀市 62
夢枕に弟の叫び「兄チャン助けに行くで」 古田 光秋 横浜市 83
父戦死の報にも屈せず「学校の工場」で働く 臼井 絹子 横浜市 74
六十年目に戦友の遺書と出会う 中上 與志夫 大阪府富田林市 81
結核を宣告され懸命に生きようとした弟 瀧井 千代子 静岡県 88
二人の息子が戦死、悲しみの日々で母も逝く 佐藤 雅枝 横浜市 76
◆第四部 戦後、それからの私たち
忘れじのニューギニア、敗戦六十年目の夏に 三橋 國民 東京都町田市 84
とどけ、モンテンルパの空へ 武田 敏治 神奈川県小田原市 70
父が語ってくれた戦争の思い出ばなしに驚く 向市 まち 神戸市 53
私がナウル部隊のこと語り継ぎます 岡村  徹 大阪府高槻市 43
父からの一通の手紙 土林 由美子 大阪市 59
台湾から引き揚げるも両親失い厳しい道 伊藤 博章 大阪府茨木市 66

Written by 新風書房

Date 2005.08.01