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孫たちへの証言第15集

2002年08月01日(木)

孫たちへの証言第15集 【収録89編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
被爆地獄の衝撃と恐怖、封印解き初めて手記綴る 小谷 滋彦 寝屋川市 72
「風化させてはならじ」と父に原爆体験を書いてもらう 山村 友佳 尼崎市 27
「人間魚雷・回天」の建造と長崎原爆の惨劇 大塚 幸男 大分県別府市 76
大阪・田辺に投下された模擬原子爆弾のこと 7・26田辺模擬原爆追悼実行委員会
福島に投下された模擬原爆の恐るべき破壊力 片平 幸三 福島市 76
東京大空襲で両親、兄、妹を失い、三人が孤児に 星野 光世 東京都 68
父の一喝で赤ん坊を背に炎の中を逃げる 山嵜 けさ子 千葉県流山市 79
焦土の中の霞ヶ関、暴風のような猛炎をくぐり避難 広瀬 明男 兵庫県養父郡 78
動員先から帰り五月二十九日の横浜空襲に遭遇 長野 富士子 横浜市 71
岐阜師範学校女子部予科三年の時の空襲体験 服部 百合子 岐阜県海津郡 74
西宮空襲で片腕を失うが周囲の励ましで生きる 宮本 範子 兵庫県西宮市 82
大阪大空襲下、赤ん坊を背に地下鉄で救われる 和田 艶子 大阪市 83
大阪大空襲に遭遇して 法元 豊子 東京都北区 80
東南海地震と名古屋大空襲に遭遇する 吉田 せつ 和歌山県有田郡 73
根室空襲で敵グラマンに狙われ危うく死ぬところ 中山  孝 北海道江別市 73
油脂焼夷弾を浴び、全身火傷からの生還 中谷 清海 下関市 73
終戦前日に猛爆された光海軍工厰で多くの学友が犠牲に 豊岡 利夫 山口県玖珂郡 71
「伏籠特攻隊」で棒機雷による海中突撃訓練の日々 長谷川 哲也 藤沢市 73
B29邀撃機として開発されたロケット戦闘機「秋水」 髙橋 定男 札幌市 78
十三歳十ヵ月で海軍対潜学校へ 堀口 頼秀 群馬県渋川市 72
十七歳で召集令状が届き翌日入隊 岩田 文凉 奈良市 74
死への抵抗なく震洋特別攻撃隊で猛訓練の日々 遠藤 喜一 山形県東置賜郡 78
宮崎新田原飛行場が猛爆された日 鈴木 早苗 神奈川県南足柄市 79
戦争の悪夢、いまだ消え去らず 黒川 和子 兵庫県宝塚市 77
ひもじさに耐え、軍需工場で懸命に働いた都立第十高女時代 松本 和子 東京都杉区 74
軍の通信業務に従事、内容など一切口外できず 望月 ふみ 静岡市 76
波瀾万丈の青春をのり越えて 横田 昭子 神奈川県逗子市 72
軍需工場になった女学校で四十二名が犠牲に 丹羽 三根子 京都市 71
戦後の満員列車内で兵隊さんにもらった一握りずつのお米 森田 益子 東京都 82
多くの兵隊を殺すのが勝利だなんて大間違い 岩倉 瑠璃子 札幌市 63
江田島湾に漂流する遺体の恐怖、未だ癒えず 青木 洋子 広島市 60
女子挺身隊として砲弾製造に熱中した日々 畑   妙 横浜市 80
国のために一命を賭することが男子の本懐と教え込まれる 藤田 重治 北海道千歳市 73
「聖戦」を信じて燃えた十代の戦争は何だったか 小林 昭夫 神奈川県津久井町 74
五十七年前の恐怖、戦争は人間の残虐な愚行 嘉村 正規 新潟市 74
「まだ戦えるのになぜ終戦なのか」納得できず 浅野 憲治 愛知県尾張旭市 62
◆第二部 国外での体験
童話のようなもうひとつの別れ 大島 満吉 東京都練馬区 66
盤山農場の土壌改良に取り組んだ父佐藤栄之助 佐藤 信子 仙台市 71
コヒマに辿り着くも補給なく戦車の大群に蹂躪される 徳田 健一 福岡県甘木市 83
特攻(一式陸攻雷撃隊)で海上に不時着し、二十二日間漂流する 坂口 澄隆 福岡県粕屋町 78
ミッドウエー海戦、トラック島から奇跡の帰還 瀧本 邦慶 大阪市 80
ビルマから生還したが戦友を失い、人が変わってしまった従兄 福永 英子 福岡県久留米市 71
敗戦後の約一年、ネグロスのジャングルを放浪 佐々木 太郎 新居浜市 88
ラバウルへ転進、約千キロを百日余かけ死の行軍 治部 康利 大阪市 81
慟哭の海(船舶防衛隊員の記録) 赤井 敏郎 神奈川県厚木市 81
ソ満国境に囮として動員された新京一中の三年生 田原 和夫 横浜市 72
ソ連の戦車部隊と二站で対峙し死闘を繰り広げる 辻  福市 大分市 78
東寧での生活、ソ連参戦で一転し悲惨な逃避行へ 国武 英子 福岡県浮羽郡 68
国境からの避難行中「東安駅爆破事件」に遭遇 廣實 平八郎 大阪府藤井寺市 76
敗戦後の奉天で暴徒に襲われ恐怖におののく 竹内 美枝子 岡山県小田郡 86
樺太から第二新興丸で奇跡の生還をした母と弟 上山 国雄 札幌市 78
ソ連艦の魚雷攻撃受けるも生還を果たす 岡田 ヒサ 北海道芦別市 65
樺太の国境「中気屯」から恐怖の脱出行 佐藤 照幸 名古屋市 69
沖縄でタイピストの軍属となり九死に一生 富山 貴久子 那覇市 76
沖縄戦で負傷、与座岳の自然壕に隠れ生きのびる 満山 凱丈 北海道河東郡 79
軍国教育の罪の意識も教え子たちの純真な心に氷解 杉山 とみ 富山県婦負郡 81
パールハーバー襲撃後、九ヵ月かけて日米交換船で帰国する 面来 生女 東京都 81
姉の手記で浮かび上がった私の引き揚げ前後のこと 青木  弘 大阪府豊中市 67
愚かな戦争、二度とするな 老田 誠一 奈良市 80
◆第三部 亡き人たちの証し
軍服姿の兄の写真を疑われ山小屋で銃殺された父 瀬良垣 克夫 東京都 70
「父父父、父を返せ!」憤りを託した標語が最高賞受ける 外村 久子 岡山県吉備郡 65
広島市立中学校一、二年生で私一人が生き残る 石田  晟 広島県佐伯郡 70
母と兄の絆を断ち切った広島原爆 水内 俊明 鳥取市 73
四十歳で召集され原爆の十日前に広島に入った父 三宅 葉子 福岡県春日市 66
終業式の日の空襲で犠牲になった友 田熊 正子 福岡県小郡市 65
埋もれた墓標―「望来空襲」の掘り起こし 近藤 憲二 北海道江別市 67
十二名の先輩が犠牲になった悲劇をドラマ化したい 内山 幸子 山口県熊毛郡 20
許婚者がラバウルで戦死、沼津空襲で私もあわや 神戸 俊枝 東京都 77
失われた時を求めて 宮美 智代 新潟県 61
大阪砲兵工厰での空襲と北支に派遣された兄の死 増田 喜代子 奈良県北葛城郡 73
横浜空襲で焼夷弾の直撃を右足に受けた母 戸中 成佳 神奈川県横須賀市 69
特攻隊員として散華した兄・谷節夫 栗栖 壽美代 大阪府枚方市 77
日記に戦場へ赴く思い切々と 小林 福次 新潟県三条市 75
インドネシアの土となった英霊たち 松本  修 奈良県北葛城郡 78
五十六年目の墓参り 茨木 和典 福岡県久留米市 74
飛行機を見ると「あっ、義雄が来た」と言い続けた祖母 野村 恵庸 奈良県北葛城郡 64
ビルマの激流の中で 浦野 栄次郎 神奈川県伊勢原市 73
おじ近藤米男の手記を後世に語り継ぐ 千代田 章宏 福岡市 46
◆第四部 戦後、それからの私たち
『帰ってきた日章旗』ようやく遺族の手に 島原 健夫 神戸市 60
戦後、僻地教育の原点となった御巣鷹の地に生きる 柴崎 ヨシ 埼玉県岩槻市 83
樺太から脱出、窮乏生活に耐え各人が道を拓く 飯田 悦子 千葉県柏市 74
私たちの戦争は、引き揚げ後の飢えとの戦い 阿部 セツ子 札幌市 75
戦後、東北無医村の保健婦となって 石川 クニ 福島県安達郡 82
目の当たりに戦場を実感した太平洋全域海上慰霊の旅 森井 栄一 奈良市 62
「苔むす友を忘れまじ」、戦争資料館作り供養 武富 登巳男 福岡県鞍手郡 84
神の仕組んだ偶然、五十年ぶりに姉と出会う 池田 澄江 東京都 58
縁故疎開が私の人生を決めるも、多難な道のり 村上 万佐雄 大阪市 68
辛苦をともにした亡き妻に捧げる 久保田 勇 北海道標茶町 95

Written by 新風書房

Date 2002.08.01