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孫たちへの証言第14集

2001年08月01日(水)

孫たちへの証言第14集 【収録82編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
「薫君のお父さんが戦死された」に教室が泣く 今野  薫 千葉県成田市 67
集団疎開で起きた男子全員の脱走事件 米倉 澄子 神戸市 65
東京大空襲で浅草観音の焼け落ちるのを見る 龍澤 サダ 東京都 94
東京空襲、麹町一丁目で恐怖の一夜 清水 智富美 長野県塩尻市 80
動員、空襲で戦争に翻弄された私の青春時代 堀池 和子 東京都多摩市 72
小指を切って血判を押し自分の決意示す 直井  正 東京都 70
奈良、名古屋で過ごした学徒勤労動員下の青春 若山 昭郎 大阪府堺市 73
西宮空襲で右足切断の危機に遭うも、感謝の日々を送る 安居 貴美子 兵庫県西宮市 80
のどかな神戸の山手にも空襲の魔の手が延びて 小野 アイコ 兵庫県加古郡 71
高知住吉海岸における震洋特攻艇爆発現場に居合わせて 大島 安雄 兵庫県西宮市 73
高知県住吉海岸で爆発した震洋艇を作る 田中 昌次 兵庫県加西市 78
大阪大空襲下、地下鉄、阪急電車に命を託す 高尾 平和 大阪府池田市 62
大阪大空襲で味わった生涯忘れ得ぬ人の情け 安井 靖子 山口県宇部市 60
近鉄電車が襲撃されて車内は血の海に 田中 恒子 大阪府豊能郡 61
大阪大空襲の日、貯水池で熱死したおびただしい遺体 明珍  昭 大阪府東大阪市 68
空襲で倒れた馬の肉を求めて群がる 服部 美千代 京都市 71
原爆投下で瓦礫の街と化した広島で死地を彷徨う 中尾 茂信 鳥取市 85
米兵の笑顔に軍国少年の呪縛から解き放たれる 茂野 精造 奈良市 66
翔べなかった若鷲 増沢  武 長野県岡谷市 82
敗戦後の米軍上陸阻止の蹶起と切腹寸前の中止 寺田 福雄 東京都 70
少ない物資の配給に苦労した部落会長の父 平泉 百合子 山形県山形市 68
敗戦、疎開先の妻子と死ぬために遠路自転車を飛ばす 長嶋 長吉 神奈川県横浜市 86
全員が血判を押し、各自の進む道を誓う 野田 昭夫 千葉県市川市 73
今も網膜に焼きつく炎の中の女性の姿 吉富 梅子 兵庫県宝塚市 70
岡山大空襲の日-僅か二時間の爆撃で一、七三七人の死者 平岡 睦弘 倉敷市 74
戦時下の受験の頃 土生 順平 仙台市 72
「この仇はきっと討つ」、父へ書いた僕の手紙 宮本  徹 神戸市 64
地下に潜入してでも国を守る思いに 徳嵩  力 東京都調布市 80
鉄橋で列車が襲撃されあわやの体験 比留間 美代子 埼玉県浦和市 68
親孝行青年の脱走秘話と「木娘見物」 名所 籌子 京都市 76
高松空襲の折、垣間見た軍の非常識 大見 哲男 愛媛県今治市 75
東京俘虜収容所第五分所、五十一年目の再会 庄司 永保 東京都 83
救援部隊で広島に行き、川の死者を引き上げて焼く 吉田 正晴 広島県福山市 79
私につながる木製戦闘機 近藤 憲二 北海道江別市 66
神戸大空襲で炎のトンネルをくぐる 渡辺 英子 京都市 69
大空へ征った少年兵と恩師の心情 渡邊 芳一 兵庫県西宮市 74
◆第二部 国外での体験
砲撃にさらされた慶興、父母も犠牲になった逃避行 中村 登美枝 東京都 75
佐渡開拓村で母や妹が火炎に身を投じる 須田 まさ枝 岡山県赤磐郡 71
一児は土となり私は三十八度線を歩いて脱出 美濃部 八代子 和歌山市 81
北朝鮮で終戦、長男出産し死から守る 西橋 ハル 東京都 80
引率の先生のお陰で全員博多へ 森寺 邦子 京都市 70
生まれて三週間目の赤児を首にぶらさげての逃避行 石田 君江 埼玉県所沢市 86
満州で孤児になった妹と三十七年ぶりに対面 小野 榮子 鳥取県境港市 65
柏根義勇隊の辛酸二十一世紀へ 西條 記一 仙台市 73
知られざる「北千島占守島」での日ソ激戦 鈴木 富勝 茨城県日立市 82
戦後、樺太き揚船を撃沈したロシア潜水艦 永谷 保彦 札幌市 73
樺太からの引揚船が撃破されるも奇跡の生還 赤川 セツ 福井県福井市 75
「神盛丸」の乗組員として南方海域で活躍したが 中 新一郎 石川県羽咋郡 74
厳寒のシベリアで戦友の死に読経を唱える 西本 諦了 奈良県香芝市 83
恐怖の北鮮逃避行、忘れられぬ弟の死 遠藤 政代 徳島県麻植郡 78
タイ山中でマラリアに罹り死を覚悟 篠原  勲 栃木県矢板市 77
満州ハイラルでタコツボに入っての肉弾戦 小松 勝喜 三重県名張市 77
特務艦「室戸」、水雷艇「雉」、空母「隼鷹」などに乗船 山本  貢 山口県熊毛郡 81
「瑞穂丸」撃沈後、長時間漂流して救助される 阿部 公蔵 岩手県釜石市 75
ミッドウェー海戦で逝った若き戦友たちを悼む 西薗 森次 兵庫県西宮市 77
敗戦の夜、軍の機密書類を焼く 下山 良行 東京都 76
母に守られ、女ばかりで生きて祖国の土をふむ 今島 壽子 大阪府堺市 67
サンダカン死の行軍より九死に一生を得て生還する 松橋 政敏 東京都東大和市 78
◆第三部 亡き人たちの証し
焼けて行く母、弟、妹の死に祈りを重ねて 木内 貴美子 滋賀県高島郡 78
満州の野戦病院で亡くなった父を思う 藤井 孝子 兵庫県伊丹市 61
逃避行中、息絶え満州の土となった三人の子供達 加藤 雪子 福井県吉田郡 80
テニアンの海に消えることなき戦争遺児の叫び 牧田 多寿子 滋賀県甲賀郡 60
祖父の戦争体験 山本 真莉 大阪府大東市 18
満州で長女を失い、祖国に帰って弟の特攻戦死を知る 武田 尚代 東京都武蔵野市 81
葉チャン兄ちゃんと父の角帽 高城 順子 大阪府交野市 65
夫の召集と兄「白根勇吉」の戦死 金坂 美代子 島根県八束郡 75
若き少年たちを戦争にかりたてた巨大な権力 歳森  茂 岡山市 73
生活の全てを失う。比島で避難中、肉親のあいつぐ死 荏原 寛治 埼玉県入間郡 67
樺太で夭折した弟を想い母を慕う 安藤 知明 大阪府豊中市 59
終戦の僅か二か月前、焼夷弾の直撃で逝った母 一柳 昌江 兵庫県明石市 70
玉砕の硫黄島に立って父を偲ぶ 信実 幸枝 広島県世羅郡 65
田口上等兵は自決であった 池山 主宣 鳥取県東伯郡 87
還らぬ父の遺骨-私の戦後は未だ終わっていない 池田 兼一 東京都調布市 67
父母の身内にも戦争の犠牲者 山田 美枝 岐阜県土岐市 69
空を見上げて、満州の土となった父を想う 齋藤  隆 和歌山県那賀郡 66
孫の想君へ―ばーば(婆)の証言 竹下 瑛子 宮崎市 67
◆第四部 戦後、それからの私たち
日本人と結婚した三十三家族を引率して帰国 井上  尚 神奈川県小田原市 83
若き命を戦場に散らした教え子達への償いの旅 森島 重勝 大阪市 86
阿蘇に生きた情っ張りの母 和田 剛介 熊本市 66
女子挺身隊となった韓国の教え子 杉山 とみ 富山県婦負郡 80
『桜木町事件』から危機一髪で逃れた私の運命 浅田 墉一 神奈川県三浦郡 72
ビルマで消耗品として散った戦友の思いを綴る 齋藤 芳樹 香川県三豊郡 84

Written by 新風書房

Date 2001.08.01