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孫たちへの証言第13集

2000年08月01日(火)

孫たちへの証言第13集 【収録93編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
愛馬との別れと孫の騎士姿 上条 みさを 長野県大町市 77
終戦後に起きた謎の「土佐湾沖海戦」 徳岡 良治 鳥取県倉吉市 76
餓死した二人の姉と二人の弟も戦争の犠牲者 内田 イネ子 東京都八王子市 62
軍需工場でけが、三回の手術で左足失う 美濃部 八千江 大阪府門真市 63
戦後の変わり身になじめず血気に燃えた中学時代 寺田 福雄 東京都 69
学校へ持って行った芋めし弁当で父が巡査に始末書 濵田 繁喜 高知県中村市 67
先生の一言に動かされたスパイ騒ぎ 生井 弘明 埼玉県草加市 66
「ノー・モア・ヒロシマ」原爆の恐怖未だ消えず 新谷 多喜男 広島市 67
原爆の惨状と、放射能の後遺症に悩む 小嶋  陽 佐賀県唐津市 77
広島の原爆処理後、南方引き揚げの病院船に乗る 谷口 みよ 兵庫県城崎郡 72
小田原空襲とその遺産(焼夷弾の金属板) 武田 敏治 神奈川県小田原市 65
青森二大空襲を生き、本土決戦に備えたが 坂本 久一 青森市 72
死体が焼かれて‐私の目撃した根室空襲‐ 近藤 憲二 北海道江別市 65
甲府空襲と勤労動員の思い出 金丸  邁 神奈川県川崎市 69
横浜大空襲の日、父の判断で生き延びた私達 村山 桂子 神奈川県愛甲郡 67
東京大空襲の惨状に海軍への志願を決意 蛭田  清 埼玉県入間郡 69
母の手記「東京空襲で犠牲になったわが子求めて」 秋山  玄 東京都 68
東京大空襲で炎の中に消えた教え子の母上 小島 桂子 東京都 73
火だるまのB29の翼が隣家の庭に墜落 島野 敬一郎 神奈川県鎌倉市 74
東村山陸軍通信学校での惨事 田口 正男 東京都 73
東京から仙台へ帰ったが、空襲で全てを失う 福田 隆子 仙台市 82
仙台大空襲で焼夷弾が直撃し片脚を失う 日佐戸 輝 千葉県野田市 77
終戦前の日記から―宇都宮空襲など 田代 ユキヱ 栃木県塩谷郡 79
あの苦しみを“心の財産”として語り継ぎたい 三橋 昭子 茨城県水戸市 72
富山大空襲で母を失い家も焼ける 前野 時子 富山市 58
二上山監視哨から大阪空襲など見る 見陰 廣司 奈良県香芝市 72
終戦前日の空襲で生死紙一重の体験 岡谷 アケミ 広島市 69
グラマンの機銃掃射をあびあわやの体験 小椋 道生 大阪府豊中市 60
豊中大空襲の感想文「留魂録」と出会う 河渕 清子 大阪府豊中市 66
大阪大空襲の惨状と浪速消防署の悲劇 木村 儀一 京都市 74
奄美徳之島で平和願う日々 坂木 てい子 茨城県取手市 80
捕虜を連れて日立造船桜島工場に通う 藤澤 義雄 京都市 84
生還を意味する言葉は親子でも言えなかった 鈴掛 末次 東京都小金井市 85
三日間漂流し百六十名のうち六名が助かる 井澤  健 鳥取県米子市 77
少年飛行兵の純粋さに心打たれる 佐山 武四郎 栃木県小山市 77
母と共に激動の時代を懸命に生きる 堀田 鶴雄 愛媛県越智郡 76
肺結核のため集団疎開できず名古屋に残される 掛布 知伸 愛知県名古屋市 65
「わしはなあ、本当は征きたくないんだよ」 小田 みどり 岡山県小田郡 73
特攻機をトンネルから発車させる台車を作る 林   勤 広島県芦品郡 73
沖縄戦で命拾い、今も手甲に弾片が四個 中野 秋俊 静岡県御殿場市 85
「軍用犬のエサにされる」のデマにおののく 井川 史朗 宮崎県児湯郡 63
青い目のパイロットは今いずこに 関  富夫 千葉県山武郡 71
厚木基地へ派遣され、進駐軍を迎える 西山 鶴雄 栃木県那須郡 78
敵兵を殺した祖父に恐怖心を抱いたが 菅野 裕之 宇都宮市 32
朝も昼も晩も我が家は南瓜の料理だった 藤井 田鶴子 鳥取県東伯郡 77
◆第二部 国外での体験
異境の新京で混乱の中、授業を続けた教師たち 大倉 澄子 横浜市 67
沖縄で捕虜になり丸裸にされハワイへ 宮里 親輝 那覇市 76
父の「シベリア抑留記」を伝えねば 松本 聡子 熊本市 34
足を撃たれ戦場へ一夜放置、翌朝戦友に助けられる 吉岡  昇 山口県宇部市 85
駆逐艦「桑」の一番砲手として九死に一生 山本  貢 山口県熊毛郡 80
ミイラとなって満州の土になった我が子 川﨑 時子 富山県高岡市 85
すわっ!一大事!!‐忘れ得ぬ大連丸遭難事件‐ 岩田  均 横浜市 66
戦後、豪軍から「ラバウルのガンボート」と言われたが 渡邊 成道 大阪府吹田市 79
ミンダナオ島敗走、英断の「全員降伏決定」 中島 正純 宮崎市 83
ノモンハン事件の余波で危く命拾い 山田 邦夫 大阪府茨木市 79
三大海戦を経て生きていることが不思議 佐藤  博 秋田県男鹿市 80
ソ連軍と撃ち合い、多くの戦友が血に染まる 中内 富太郎 埼玉県鶴ヶ島市 77
航空母艦『千歳』とともに「あ号」「捷一号」作戦に参戦 有久 治一 熊本市 77
開拓団へ勤労動員され、事故死した友 齊藤  博 兵庫県明石市 69
◆第三部 亡き人たちの証し
焼跡で弟の死体を焼く。天皇の防空壕造りに動員される 鳩山 高庸 東京都東大和市 72
少女のみた銃後と兄の戦死 野口 サク 東京都八王子市 69
戦争の犠牲は父と母でこりごり 石井 正憲 佐賀県鹿島市 63
九道溝開拓団「甘楽郷」からの逃避行で家族五人を失う 元林 矩子 金沢市 62
フィリピンで戦死した父・真相は語られず 阿部 一弥 福岡県北九州市 68
戦地の私が生還し、銃後の姉妹が焼死する 石黒 隆一 千葉県習志野市 79
十九歳の末弟「専造」天山隊で散る 蘆田 哉一 兵庫県出石郡 84
比島のジャングルから赤ん坊と共に奇跡の生還 野村 スズヨ 長崎県諫早市 78
北支派遣軍石部隊から沖縄へ転戦、戦死した叔父 有海 房夫 静岡県浜松市 70
満州で母、兄、弟を失い極限を生き抜く 倉辻 静代 三重県一志郡 64
長兄は病死、次兄はビルマで戦病死する 北村 多根子 高知市 76
長兄は戦死、父と次兄は長崎で被爆死 松岡 智満子 兵庫県相生市 68
夫も犠牲者の一人、戦争は絶対やってはいけません 山本 キク子 北海道中川郡 87
小さな野の花のように香る乙女心 杉山 とみ 富山県婦負郡 79
英霊の妻として涙を見せるなと言われたが 福島 政江 埼玉県児玉郡 76
次郎兄は中国で、四郎兄は南方で戦死 前田 昭二 横浜市 73
ピカドンの地獄や犠牲者のうめきを伝えねば! 中村 良治 長崎市 67
◆第四部 戦後、それからの私たち
ランドセルにヤミ米を入れ父の薬を運ぶ 山本 晴美 鳥取市 63
ウエーキ島の重傷者と結婚して始まった私の戦い 宮田 福恵 東京都 73
我が青春の思い出「白雲楼ホテル」 坂田 謙一 石川県石川郡 67
難民キャンプ「世田谷郷」は私の原点 小林 宏子 神奈川県大和市 67
戦後、シケモク売りで生活を支える 芦田 寿々子 大阪市 77
母や姉の犠牲に支えられて今の私がある 佐藤 りう子 仙台市 73
不思議な中国少年「光俊明君」との出会い 平田 省美 宮崎県北諸県郡 80
こんな戦争の犠牲者もあります 岡部 みつ子 神奈川県川崎市 67
◆第五部 21世紀への伝言
多数の死者を出した葛根廟事件 大島 満吉 東京都 64
登戸研究所で六年間ニセ札造り 大島 康弘 大阪府東大阪市 78
次代の人へ緑の地球と平和を残したい 仁木 武子 徳島県小松島市 78
日の丸と国歌について、新時代にふさわしい考え方を 小川 政春 埼玉県入間市 88
祖父の戦争体験から学ぶ平和のありがたさ 堀 紗弥香 富山県新湊市 17
大阪・京橋駅の惨状、二百人の圧死者を掘り出す 小野 豊彦 奈良県生駒市 86
地下資源開発の一翼担うも召集されシベリアへ 永井  睦 カナダ 74
無実の罪に陥れられ半世紀を棒に振る 蜂谷 弥三郎 鳥取県気高郡 82
「真っ赤な頬よ」 河本  忠 愛媛県松山市 47

Written by 新風書房

Date 2000.08.01