ホームページ > 最新情報

最新情報

孫たちへの証言第12集

1999年08月01日(日)

孫たちへの証言第12集 【収録98編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
軍需工場で木製の偽装飛行機を作る 笹生 満男 東京都 70
女性の嬌声に意気高揚させられた学徒出陣式 赤尾 敏弘 兵庫県氷上郡 77
学徒動員下、友の壮烈な自決 高木 眞澄 愛知県犬山市 69
軽巡洋艦「矢矧」に泳いで柿を届ける 吉澤 弘毅 三重県北牟婁郡 67
学芸会で「肉弾三勇士」を踊る 三浦 花梨 札幌市 77
「写真結婚」した銃後の花嫁とその顛末 芳賀  實 北海道標津郡 66
出撃二日前の玉音放送、運命に揺れた命 前田 利恵 福井市 75
戦中の「東南海地震」で命拾いをする 市川 和子 東京都田無市 63
ロシア語の通訳要員として教育を受ける 藤井 栄二郎 京都市 80
戦傷者のみた戦争証言の風化 小杉 衆一 横浜市 70
原爆の無差別的残虐性の犠牲になった私たち 藤井 八枝 岡山県井原市 70
白血球の数値を偽り、家族のために働き続ける 山口  彊 長崎市 83
爆心地から七百メートルで奇跡的に助かる 三矢 量一 神戸市 74
置きざりにした被爆の少年にわびる 清水 加津子 広島県佐伯郡 76
動員先で下敷きになった先生の姿にただ涙 六車  孝 大阪府高槻市 68
東京山の手大空襲、九死に一生を得た煉瓦塀 浅田 庸一 神奈川県三浦郡 70
孫が作文に書いたおばあちゃんの空襲体験 山下 盛子 東京都 76
学徒看護隊の私たち、洞窟から三人で脱出 仲里 ハル 沖縄県那覇市 72
大阪空襲、火の粉舞う中を臨月の母と逃げる 福山 初恵 奈良県吉野郡 66
脳裏に焼きつく徳山での空襲体験 永井 瑠璃子 山口県那珂郡 67
宮崎で体験した戦争の非情さ 寺田 正市 福岡市 63
愛知時計本社工場での忌まわしい思い出 宮田 一朗 大阪府摂津市 69
両隣の人が爆死、怖かった愛知時計の空襲 加藤 ちさと 愛知県瀬戸市 71
岐阜空襲、布団を被って焼夷弾の中を逃げる 川上 久枝 岐阜県高山市 73
中島飛行機で動員中爆撃されるが引率先生のお陰で助かる 西 ミドリ 岐阜県吉城郡 72
徳島空襲、二軒隣が被爆し我が家もあわや 蔵田 和己 徳島市 70
校舎に軍隊が駐留、分散教育で戦いの日々 北  仁子 熊本県上益城郡 73
なつかしい女子挺身隊の制服姿 外岡 妙子 札幌市 72
父島海域で掃海艇が沈没、多くの戦友失う 星野  寧 福島県いわき市 73
乏しきを憂えず等しからざるを憂う 青木 修子 高知市 79
父の出征、自転車の特訓受け新聞配達した母 井原 敦子 兵庫県宝塚市 61
◆第二部 国外での体験
台南一中生に召集令、十五歳の陸軍二等兵 岡島 成俊 神戸市 69
立場の逆転、台湾の学校でも虐待受ける 川崎 文策 広島市 66
北部ルソンの山中で死線をさまよう 片岡 たず子 兵庫県姫路市 77
地獄のマニラ・アシン河渓谷から米軍へ助け出される 室屋 辰夫 鹿児島市 89
テニアン島の洞窟から奇跡の生還 佐藤 孝則 埼玉県川越市 68
サイパン沖で沈んだ疎開者輸送船団の悲劇 石黒 隆一 千葉県習志野市 78
ビルマ従軍記、野戦病院で闘いの日々 大久保 操 高知県香美郡 79
コヒマ・インパール戦をかえりみて 木村 正照 長崎県南高来郡 79
ビルマ・リッポンの戦闘で貫通銃創受ける 秦  武康 福岡県直方市 77
遭難した輸送船「崎戸丸」から奇跡の生還 坪倉 友義 島根県飯石郡 80
マンダレーから脱出、地雷で次々倒れ自決 菅原 利男 宮城県栗原郡 76
赤道直下カーニコバル島で我ら通信兵、かく戦えり 大西  勇 大阪府豊中市 72
回想のマレー「シンガポール作業隊」 森兼 義雄 大阪市 78
ボルネオ島に青春の熱き血潮燃やす 水田 正世 名古屋市 73
ああ!メキシコ丸撃沈、友よいずこへ 安藤  宏 岡山市 78
トラック島の惨状、負傷者輸送を見逃した敵機 知久 行夫 神奈川県川崎市 81
国策にそい大陸の〝花嫁(興亜開拓団)〟になった私 井筒 紀久枝 京都市 78
「滋賀県報国農場奉仕隊」を引率して満州馬川子へ 神戸 幸子 滋賀県坂田郡 77
流浪の旅、オモニのお陰で助かった長男 香川 美代野 香川県観音寺市 77
息子を支えに混乱の満州を生き抜いて帰国 奥山 アイ 福島県郡山市 81
東京から興隆川開拓団に入植した父、銃殺される 関口 幸子 群馬県前橋市 68
撫順市内で一人の日本人紳士に助けられる 黒木  魁 長崎県佐世保市 84
木蘭県第一次源興開拓団の末路 澤田  貞 北海道岩内郡 80
中国残留孤児だった私の感謝と祈り 高橋 三男 秋田県湯沢市 60
ハイラル陸軍特務機関で細菌謀略に従事 櫻下  清 福島県郡山市 77
野獣から身を挺して私を守ってくれた母 西村 キヨ 東京都 78
「要る児、要らぬ児」戦後吉林での産院風景 西原 ミエ 鹿児島県肝属郡 83
シベリア抑留、「病人収容所」からよくぞ生還 高塩 啓三 埼玉県上尾市 71
「先生は僕が守っていきます」教え子金さんのこと 杉山 とみ 富山市 77
満州哈達河開拓団の悲劇「麻山集団自決事件」に思う 丸山 國武 横浜市 73
間一髪で明暗を分けた馬家頭嶺の戦い 畝川 穎一 広島県福山市 80
満州での学校生活、もっと交流すればよかった 天野 博之 横浜市 63
言葉が通じ合うことの大切さを中国で実感 田中 市郎 青森県八戸市 96
震洋特攻隊、恐怖を超越していた私だったが 柳沢  一 長野県北佐久郡 70
さらば母国よ、死こそ我が道と決意 城  三男 愛知県春日井市 73
追憶、涙の帽振れ!回天特攻隊の壮途 矢野 恒雄 大分県宇佐郡 70
「樺太戦記」私を匿って下さった阿部家の人たち 西田 末敏 北海道勇払郡 79
◆第三部 亡き人たちの証し
将来を固く誓いあった彼、ニューギニアの土に 加毛 いね子 埼玉県所沢市 84
「滅私奉公」のお手本だった父の戦争協力 生井 弘明 埼玉県草加市 65
「沖縄で日本の盾になり得た」と姑と語っています 東盛 壽子 沖縄県南風原町 48
枕崎台風で闇船が難波、母と姉が無念の涙 橋本 薫一 千葉県習志野市 73
「通達綴込」に見る英霊「梅吉さん」のこと 岩見 光昭 長野市 66
ビルマ戦線で兄に会うも同じ戦場で散る 冨永 金治 長崎県大村市 78
三十六年ぶりで手にしたサイパン島のアルバム 島田 晃治 埼玉県深谷市 59
兄二人、比島で玉砕 北山  茂
(旧姓・一瀬)
宮城県黒川郡 74
特攻隊員だった兄、その心情を思う 宮地 つるき 高知県幡多郡 60
従姉が空爆で、長兄は比島沖で戦死 榎田 都元 茨城県日立市 71
洋二兄の戦死、必勝信じて一丸となった日々 時岡 八七子 大阪府茨木市 73
ソ連戦車に突っ込みウヌールに散った兄 熊谷 太予子 奈良県吉野郡 78
父はソ連兵に連行され、弟らは異国の土となる 猪飼 よし子 和歌山県新宮市 61
戦友が届けてくれた兄三郎の死亡報告 塩崎  昇 大阪府岸和田市 69
ああ、私の三勇士―義父と長兄と叔父― 斎藤 寿万子 北海道名寄市 61
満州佳木斯から祖国の土を踏めなかった父と妹 佐々木 一子 宮城県気仙沼市 72
長崎医大で被爆死した母と皺くちゃの写真 笹尾  昭 長崎市 71
高松空襲、焼夷弾で火傷し父と弟逝く 塩田  修 兵庫県西宮市 69
父は両足切断、母は三人の子にかぶさり爆死 岡部 愛治郎 埼玉県所沢市 67
機帆船が銃撃され八十二人の犠牲者出す 木戸  孝 神戸市 72
回天で散った矢崎特攻隊員の墓前に 増沢  武 長野県岡谷市 80
阿波丸と共に逝った兄・安藤英雄の思い出 安藤 信義 兵庫県明石市 64
晩秋の伏木へ兵士の墓を訪ねて 山田 加津子 名古屋市 72
◆第四部 戦後、それからの私たち
自らのアイデンティティー(身元)を求めて ナニー・ゲレッセン オランダ国ゼヴェノア市 54
軍政下、本土に密航して奄美の教育を支えた教職員 指野 秀男 神戸市 82
日本人収容所、長州島集中営の思い出 三浦 和子 大阪府堺市 73
学校にジェットきがおち、十一人がぎせいに 松田 彩華 沖縄県石川市 8
厚木海軍航空隊叛乱後の始末記 大橋 光正 北海道深川市 73
二枚のハガキから始まった平和学習 渡辺  哲 広島県尾道市 66
戦後の苛酷な渦に巻き込まれた私たち 大塚 玲子 大阪府門真市 67

Written by 新風書房

Date 1999.08.01