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1998年08月01日(土)
目次 | 著者 | 住 所 (投稿時) |
年 齢 (投稿時) |
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◆第一部 国内での体験 | |||
国敗れても、なお生かされて | 松井 光江 | 埼玉県所沢市 | 75 |
戦後の引揚援護局で目にした数々の悲劇 | 奥村 モト子 | 大津市 | 73 |
浦賀検疫所へ召集され懸命に働く | 細越 キヌ | 横浜市 | 70 |
地獄のコレラ船で検査を担当する | 越知 明尋 | 兵庫県神崎郡 | 76 |
不時着のパイロットと二十八年後の出会い | 大瀬 輝男 | 埼玉県入間市 | 64 |
無駄にするな特攻隊員の死 | 板津 忠正 | 愛知県犬山市 | 73 |
殺した動物の前でお坊さんがお経をとなえる | 野村 迪子 | 徳島県那賀郡 | 69 |
機銃掃射で右手を失った私の叫び | 豊村 美恵子 | 千葉県我孫子市 | 71 |
地上戦に巻き込まれた沖縄の住民 | 宮城 幸江 | 沖縄県宜野湾市 | 65 |
神前にたたずみ、死を決意していた祖父 | 玉置 千代 | 三重県伊勢市 | 61 |
「万一の時はこれを飲め」と紙包みを渡される | 川辺 靖子 | 東京都東村山市 | 68 |
子供を支えに、激動の戦中戦後を生き抜く | 花田 貴光絵 | 佐賀市 | 83 |
女川湾内爆撃の生き地獄 | 宍戸 千代子 | 宮城県亘理郡 | 71 |
機銃掃射を浴びつつ卒業試験 | 小谷 茂 | 東京都昭島市 | 68 |
炎の中の奇跡の生還は貴重な財産 | 脇 久子 | 横浜市 | 67 |
生まれたばかりの赤ん坊を背に母は逃げる | 尾高 都子 | 千葉県東金市 | 63 |
勤労動員で東京大空襲後の死体処理をする | 浅田 庸一 | 神奈川県三浦郡 | 69 |
女子挺身隊として湯浅伸銅で飛行機の部品を作る | 濱 幸子 | 大阪府堺市 | 73 |
大阪大空襲で地下鉄に避難し助かる | 藤田 道也 | 浜松市 | 65 |
大阪大空襲の翌朝、母を探し焼け跡を行く | 杉山 富子 | 大阪府泉大津市 | 74 |
大阪大空襲の中、もらい乳で生き返った赤ん坊 | 芦田 寿々子 | 大阪市 | 75 |
神戸大空襲で、父母を含め八人が犠牲に | 船曳 悟 | 神戸市 | 67 |
和歌山の空襲で火災竜巻の怖さをみた | 平松 茂昌 | 愛知県岡崎市 | 69 |
大火傷の妹のもとへ被爆の母を大八車で運ぶ | 原田 正俊 | 広島市 | 68 |
先輩の犠牲によって救われたわが命 | 浜崎 慶嗣 | USA | 64 |
呉で特殊潜行艇「マル六」の出撃を見送る | 高森 ミツ子 | 広島市 | 70 |
学徒動員で散った「浜口喜代美さん」 | 宮崎 千恵子 | 千葉県我孫子市 | 65 |
リヤカーを使って肉弾特攻隊の訓練 | 富田 亮一 | 東京都 | 77 |
男声四重唱で各寮を回り、生徒を励ます | 野村 芳雄 | 滋賀県大津市 | 83 |
学校も兵舎となり、村も戦場で避難生活 | 岡元 イクエ | 鹿児島県鹿屋市 | 70 |
「よそ者、非国民」呼ばわりされた疎開先での辛い体験 | 武之内 みどり | 東京都町田市 | 65 |
祖母の勇気ある行為を心の遺産に | 佐藤 茂造 | 大阪府南河内郡 | 65 |
紙幣用の証紙を手書きして貼りつけたが | 清水 忠義 | 茨城県土浦市 | 68 |
戦争と初恋 | 下村 みどり | 京都府船井郡 | 70 |
敗戦で蜂起した軍の一員に巻き込まれる | 角海 武 | 栃木県芳賀郡 | 73 |
ムキになって愛国少女を演じた私だったが | 後藤 英子 | 東京都 | 76 |
◆第二部 国外での体験 | |||
「勝組」「負組」で血の争いをしたブラジル移民 | 村山 軍喜 | 神奈川県藤沢市 | 72 |
満州電業「阜新火力発電所」の集団自決未遂事件 | 久保田 美雄 | 鳥取県米子市 | 61 |
赤紙の使命感を一身に日赤救護従軍看護婦としてルソン島へ | 中野 トミ子 | 横浜市 | 74 |
あわやの場面幾度か、生かされた遥かなる道 | 安部 ゑみ | 千葉県四街道市 | 78 |
白骨街道の悲惨さ、今こそ語り継がねば | 吉原 忠男 | 新潟県上越市 | 78 |
非戦闘員、三十八度線を越え生きて生還せり | 村本 修 | 鳥取県日野郡 | 65 |
よくぞ生きて帰れたと人生の奇跡をかみしめる | 亀山 茂弘 | 岡山県倉敷市 | 73 |
鉱山から逃走し船員になったが、死線をさまよう | 佐藤 伸 | 室蘭市 | 72 |
パラオ諸島での想像を絶する飢餓生活 | 井出 実 | 長野県上高井郡 | 81 |
「遅れずについて来い」 | 小谷 時雄 | 鳥取県西伯郡 | 77 |
血書で特攻隊へ志願、幾度も死線を越えて | 小川 真弘 | 愛知県渥美郡 | 70 |
こんな顔に誰がした | 小菅 実 | 神奈川県藤沢市 | 76 |
“愛は国境を超えて” | 信原 武敏 | 鳥取県東伯郡 | 72 |
薬殺の現場を目撃、ずっと心の重荷に | 池川 福市 | 倉敷市 | 82 |
発動機船を雇っての北鮮脱出 | 足岡 隆 | 鳥取県境港市 | 84 |
我らが命の歌「異国の丘」に思う | 本間 喜市 | 埼玉県坂戸市 | 73 |
苛烈な労働の中、母の一念が夢で私を呼ぶ | 林 照 | 東京都 | 73 |
極寒の地、樺太での捕虜生活と飢渇の食体験 | 古仲 敏員 | 大阪府能勢郡 | 76 |
大陸の花嫁となった「満州女塾」の乙女たち | 長谷山 アイ | 秋田県平鹿郡 | 73 |
三江省東北村開拓団「瑞穂屯」の最後 | 高橋 アヤ | 秋田市 | 78 |
一人とり残され、あわや私も残留孤児に | 田中 道子 | 東京都 | 64 |
焼き殺され、撃たれて、五人が生き残り孤児に | 小林 ユキコ | 新潟県新井市 | 76 |
般若心経を唱えながら仏像や位牌を焼き、北朝鮮を脱出 | 西村 誠一 | 和歌山市 | 64 |
多くの人に助けられ生きながらえて祖国の土を踏む | 高嶋 光夫 | 福岡市 | 89 |
バリ島沖海戦で九死に一生を得る | 佐藤 次郎 | 埼玉県春日部市 | 79 |
翔鶴の最期、戦争で負った心の傷は生涯消えず | 筑田 六郎 | 北海道北見市 | 73 |
バシー海峡で船は撃沈され漂流十四時間 | 小宮 勝介 | 福岡市 | 75 |
航空戦艦「日向」の最期 | 森 正年 | 大阪市 | 74 |
敗戦、混乱の大連で四児をかかえて生きる | 久保田 ミハ | 北海道川上郡 | 83 |
残留孤児たちにとってまだ終わらない戦後 | 松田 縫子 | 札幌市 | 78 |
◆第三部 亡き人たちの証し | |||
震災で発見された祖父からのメッセージ | 山田 貴子 | 神戸市 | 34 |
戦犯として処刑された義兄 | 伊東 政吉 | 大分県佐伯市 | 79 |
アッツ島で散った兄、米軍牧師の手で埋葬 | 矢野 義 | 大阪府箕面市 | 70 |
メレヨン島で戦死した兄「上田一保」 | 上田 弘子 | 小樽市 | 74 |
原爆患者の舅と、看護に尽くした姑の姿は心の財産 | 横山 文子 | 岡山県笠岡市 | 63 |
マヌス島におけるBC級戦犯処刑の地を訪れる | 田所 良信 | 横浜市 | 67 |
長兄は重傷、次兄は南方で戦死、三兄は無事復員 | 額賀 光 | 東京都保谷市 | 70 |
半世紀ぶりに知る兄の戦死詳報 | 野口 サク | 東京都八王子市 | 67 |
陸軍病院へ退院の願い入れられず、夫逝く | 岡村 めぐみ | 高知市 | 82 |
戦友に託された兄の日記が形見に | 江口 キヌエ | 佐賀市 | 70 |
西部ニューギニアに散った兄 | 根岸 保 | 埼玉県児玉郡 | 67 |
空中戦で散華した夫が植え付けた精神、今も | 高木 照子 | 広島市 | 75 |
氷雪のシベリアから帰り、弟の戦死と父の死を知る | 山田 誠 | 兵庫県城崎郡 | 82 |
ニューギニアで玉砕した父の思いを胸に秘めて生きる | 橘 信子 | 高松市 | 64 |
「夫の部隊との不思議な出会い」母の遺稿に | 森島 マサ子 | 大阪府柏原市 | 62 |
遺書となった父の手紙に支えられて生きる | 三浦 崇志 | 秋田県山本郡 | 59 |
父の戦死で強い偏見を持つようになった私 | 横浜 郁子 | 札幌市 | 64 |
佐世保海軍航空隊で殉職した兄を思う | 岡野 武弘 (旧姓・井尻) |
神奈川県相模原市 | 67 |
戦病死した父の実像を求めて | 中山 幸子 | 千葉県松戸市 | 58 |
特殊潜行艇でディエゴスワレス湾に散った兄 | 岩瀬 清幸 | 高松市 | 72 |
夫を戦争で奪われ、寡黙に働き続けた母 | 三浦 久 | 札幌市 | 68 |
復員し、家族の死を知らされて私が泣いた日 | 宇田川 政吉 | 東京都東久留米市 | 76 |
ビルマで戦死した弟を想う | 山田 儀七 | 香川県大川郡 | 83 |
◆第四部 戦後、それからの私たち | |||
英語復活で甦った「行動力」の父 | 前田 宗昭 | 東京都 | 67 |
駅に積み上げられた“野ざらし”の借金が腐る | 野平 和男 | 茨城県稲敷郡 | 69 |
美味しかった、あのチョコレートの味 | 川田 重直 | 神奈川県厚木市 | 60 |
多くの人の力に支えられて戦後を生きる | 佐合 志づか | 岐阜市 | 84 |
逃亡生活に終止符を打ち巣鴨へ | 橋山 登 | 埼玉県上福岡市 | 78 |
粥弁当の思い出 | 藤木 清子 | 大阪府羽曳野市 | 65 |
醜の御楯・極限からの覚醒 | 青島 卓治 | 横浜市 | 74 |
復員し、戦争をのろった父 | 月見 芳江 | 長崎市 | 65 |