ホームページ > 最新情報

最新情報

な行multiple戦記

白狼の爪跡

1995年08月01日(火)

著者紹介

永富 博道〔浩喜〕(ながとみ・はくどう〔こうき〕)

  • 1916年3月  熊本県阿蘇・内牧にて生まれる
  • 1937年12月  「愛国学生連盟」の代表として上海〜南京を視察
  • 1938年3月  東京国士舘卒業
    上海特務機関、陸軍軍属として呉江県宣撫班服務
  • 1938年7月  安慶特務機関開設のため派遣(〜1940年12月まで)
  • 1941年2月  北支派遣第37師団重機関銃中隊初年兵として山西省に駐屯
  • 1945年9月  現地除隊の後、国民党の軍閥・閻錫山軍に加わり活動(太原)
  • 1949年4月  人民解放軍に投降し捕虜となる
  • 1956年6月  起訴(13年の禁固刑)、撫順管理所へ移送される
  • 1963年9月  釈放され、帰国

鍼灸治療院開業
中国帰還者連絡会会員、日本中国友好協会全国理事、東京都94平和のための戦争展実行委員長

Written by 新風書房

Date 1995.08.01

Posted in な行,戦記

孫たちへの証言第8集

1995年08月01日(火)

孫たちへの証言第8集 【収録120編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
波号第一〇四潜水艦の明け渡し 奥津 三雄 岡山市 69
「捕虜は処分せよ」の憲兵将校と対峙 高木 滋男 岐阜市 73
B29墜落 甲斐 秀国 宮崎県西臼杵郡 65
東京大空襲で母と姉妹四人が帰らず 山本  清 千葉県習志野市 65
私は毒ガス弾製造工場で働いていた 高瀬 スミエ 福岡県北九州市 68
酷使と搾取、逃走と射殺の炭鉱タコ部屋 鈴木  実 大阪府茨木市 70
原爆症の不安は死ぬまで消えない 浅野 茂義 長崎市 66
あの戦争がなかったら 中島 ふさえ 三重県鈴鹿郡 78
女子挺身隊とともに 永池 シズカ 長崎県壱岐郡 73
十五歳の乙女心に残る戦争の傷跡 山下 喜代子 岡山県久米郡 65
パラシュートで脱出した敵兵を追って 荒畑 房男 東京都東大和市 61
被爆の体験が平和の代償になることを 小山 典夫 香川県高松市 66
戦争に翻弄された四人姉妹 宮沢 寿子 長野県東筑摩郡
航空機用防弾ガラスの生産に従事 島田 次郎 京都市伏見区 80
B29への体当たり、50年目に新聞で詳細知る 足立 照子 京都府福知山市 69
特殊潜航艇と昭和の白虎隊 大宮 桂弘 長野県岡谷市 67
お前達が生きているから敗けたのだ! 加藤  茂一 埼玉県新座市 74
東京大空襲で九死に一生 谷口 うら子 東京都小金井市 70
「母をかへせ」、原爆が残した傷痕 能村 正徳 広島県廿日市市 53
大阪大空襲であわや生き埋めに 鈴木 静子 静岡県浜松市 61
母と二人で生き抜いた 小谷 和代 大阪府八尾市 65
風化させまい戦争を――東京大空襲のこと 高橋 波奈 新潟県新発田市 67
二度の被爆と航空学校のこと 松尾  東 岡山市 64
浅川に巨大な地下軍事工場を建設 井原 信治 横浜市保土ヶ谷区 67
高校生が空襲体験を面接調査 遠藤 光司 埼玉県北葛飾郡 38
火の粉をはらいながらの恐怖 佐藤 京子 北海道芦別市 65
戦争と私の体験 小和田 美津子 静岡県浜松市 71
原爆後遺症と闘う私たち 白井 アサ子 福岡市東区 66
大阪大空襲で死の川から船に救われる 渡辺 シゲノ 京都府八幡市 78
戦時下の残留学童たち 木下  實 茨城県つくば市 61
秋田陸軍病院で燃焼させた青春の日々 細越 キヌ 横浜市戸塚区 67
一月二十四日……忘れられない日 林  克己 茨城県稲敷郡 65
辛かったが精一杯頑張った学童集団疎開 清水  勇 神奈川県横須賀市 62
学徒勤労動員で体験した火炎地獄 田中 とみ子 岐阜市 66
艦砲射撃を受けた室蘭 咲間  進 北海道伊達市 78
学童疎開と母の思い出 松川 博行 広島県福山市 62
前途ある若者を死に追いやった戦争 奥   弘 福岡県北九州市 67
工場動員の他、警察補助員としても働く 前田  仁 神戸市須磨区 66
杉の木で作った全木製練習機キ一〇七の思い出 宮崎 好雄 東京都杉並区 77
大阪夏の陣 小田  薫 山口県豊浦郡 69
一隅の灯、肢体不自由児の“現地疎開” 佐藤 彪也 東京都港区 85
富山空襲で炎の中を生きのびる 筒井 多可子 北海道虻田郡 74
満蒙開拓へ多くの青年を送り出す 中川 慶子 新潟県佐渡郡 70
東京大空襲を生きのびた私たち 藤倉 きよ 東京都武蔵村山市
◆第二部 国外での体験
台北帝大における学徒出陣 田ノ上 家久 東京都板橋区 68
中国人の恩情に支えられて今がある 山本 清子 群馬県吾妻郡 77
胸に秘めた許されざる蛮行 成岡 睦美 静岡県富士宮市 66
大山口駅列車空襲 美柑 義正 鳥取県西伯郡 82
迎陽飛行場の特攻隊員へ血書の鉢巻を送る 前田 美智子 神戸市須磨区 65
「地雷探知器」にされた中国人 三村  節 茨城県水戸市 72
終戦を知らず離島で自決した気象観測員たち 山本 英一 茨城県水戸市 72
今でも体につきまとう毒ガスの恐怖 葭原 多門 福岡県大牟田市 74
身代り写真 渡部 ヒロ子 秋田県男鹿市 73
二人の脱走兵と戦後五十年 井ノ口 寿雄 東京都小平市 87
亜丁丸沈み南十字星を見ながら海を漂う 松本 浩男 兵庫県姫路市 78
ルソン島の山中をさまよった死の逃避行 小池 愛子 北海道札幌郡 63
通訳として大連で働き、帰国後召喚される 佐藤 悦男 大分県中津市 77
樺太の戦闘で九名中四名が戦死 中川 俊男 札幌市東区 73
死の叫び「こんな戦争やめてしまえ」 菊地 四郎 秋田県平鹿郡 77
始末しようと思った赤ん坊の奇跡 岡田 芳治郎 鳥取県米子市 83
竜陵の戦闘と山田上等兵の最期 佐藤 一美 福島県大沼郡 72
ボルネオのジャングルで家族全員との死別 釜崎  渉 長崎市 65
目をおおう地獄谷の惨状 勝又 一夫 静岡県裾野市 72
「つくし丸」助かったのは三十二人 久野 賢二 神奈川県藤沢市 74
レイテ沖海戦と空母瑞鶴の悲劇 佐藤 忠二 福島県石川郡 75
十七歳で応召、入隊二日後終戦、捕虜となりシベリアへ 畑  半二 山口県宇部市 67
私の青春「愛は国境を越える」 堤  道代 滋賀県甲賀郡 66
水漬く屍、駆逐艦「梅」の最期 西岡  孝 福島県会津若松市 72
詔勅後「最後の一兵まで」と訓示した中隊長 慶田  穣 横浜市港南区 70
母は強し。私たちもあわや残留孤児に 小野 承子 京都市右京区 59
新京師範女子学生の三十八度線越え 高橋 良子 佐賀県鳥栖市 69
イラワジ河畔で死を覚悟したが 春本 武明 長崎県平戸市 75
北満での逃避行と愛児の死 山内 笑子 鹿児島県出水市 74
フィリピン沖の囮作戦で千歳撃沈される 神崎  馨 福岡県北九州市 74
孤児になった妹と四十一年ぶりに再会 市田 静子 神奈川県海老名市 53
日本軍を離脱しインドネシア側の一員に 東門  容 東京都杉並区 78
嘆きのサザンクロス、従軍看護婦たち 奥村 モト子 滋賀県大津市 70
謎の爆沈をとげた戦艦「陸奥」 田口 英一 秋田県仙北郡 73
夜中に村を囲み連行して使役に 木田 語郎 千葉県我孫子市 72
逃避行で残留孤児となった「和弘」ちゃん 末永 ケサ子 大分県別府市 62
伊号五三と伊号一七六潜水艦に乗り組む 山本 喜司雄 兵庫県相生市 74
歴史の否定は許されない 矢崎 新二 東京都中央区 75
従軍タイピストを志願しジャングルから生還 高橋 正子 仙台市宮城野区 70
◆第三部 亡き人たちの証し
遺言状に家族への思いつづった長兄 三森 政治 鳥取県日野郡 71
あの遺骨はだれ、四十五年目の遺品 金丸  邁 川崎市多摩区 64
機密を母に知らせ立ち去った兄 秋吉 美也子 東京都杉並区 61
夾竹桃の花を見るたび姉を思い出す 芳賀  淳 広島市西区 67
弟をピカの犠牲にした「皇国臣民」 朱   碩 広島市西区 69
宇佐海軍航空隊で戦死した弟輝男 安東 三郎 大分市 76
長崎の空に消えた叔父 家治 綾子 大阪市北区 58
肉親の死、語り継ぐ余生を送りたい 城  美喜 三重県阿山郡 74
子供と共に自爆して果てた「開拓団の花嫁」 石山 利和 埼玉県和光市 68
一人だけでの帰国 本間 真弓 横浜市保土ヶ谷区 62
陸軍気象部飛行班として沖縄に散った弟 内藤 利子 京都市右京区 73
兄の戦死で私が家の後継ぎに 米田 三郎 徳島県板野郡 67
艦と運命を共に海へ 小野 敏子 福島市 59
ブーゲンビルで散華した弟よ 古江 みち子 東京都田無市 77
兄と姉を失った悲しい思い出 片倉 アヤ子 静岡県賀茂郡 57
自分を身代わりに息子の無事を祈った母 仲尾 篤子 東京都世田谷区 84
もう二ヵ月早く戦争が終わっていたら 岩崎 展夫子 神戸市須磨区 52
硫黄島の壕内で自爆し果てた夫 宮下 八千代 群馬県高崎市 71
モロタイ島で散華した弟 岩井 治郎 東京都日野市 79
火の海を母の手を引き逃げたはずなのに 大谷 米治郎 大阪市天王寺区 66
長男と長女を失った母の慟哭 熊谷 登代子 宮城県登米郡 74
「短気を起こすなよ」が夫の遺言に 椎野 ミチヱ 長崎県佐世保市 89
南海のセントジョウ岬で散華した兄 安保 季代子 東京都東村山市 67
父自慢の兄二人だったのに 荒井 正子 横浜市金沢区 68
生かされて兄と弟の御霊を祀る 濱村 隆吉 兵庫県尼崎市 72
兄の消息追い求めて三十余年 平片 孝友 神奈川県相模原市 69
父の書き遺した被爆体験記 松本  静 東京都葛飾区 61
互いに死を知らぬまま逝った母と子 平林 冨美 東京都世田谷区 77
◆第四部 戦後、それからの私たち
紫色の母なる大地 渡辺 要三 ブラジル
少国民の学校スト始末記-敗戦直後の日記から- 松永 成夫 千葉市若葉区 65
苦難の戦後生き抜き感謝の日々 倉橋 和子 福岡県直方市 85
五十年前のあのことこのこと 森  りし 長崎県諫早市 87
次兄がくれたキャラメルの味 上野 敏子 東京都台東区 57
一五歳で機雷掃海の任務へ 高野 春雄 新潟市 65
結核で姉と母逝き、私と妹は助かる 千々石 博 北海道登別市 63
父の爆死で貧乏のどん底に 山田 サチコ 愛知県額田郡 59
大陸の教え子たちとの再会 矢嶋  仁 長野市 75

Written by 新風書房

Date 1995.08.01