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孫たちへの証言第7集

1994年08月01日(月)

孫たちへの証言第7集 【収録95編】
目次 著者 住 所
(投稿時)
年 齢
(投稿時)
◆第一部 国内での体験
死ぬことばかり讃え、教え、若い命を散らす 村松 はつゑ 千葉県市川市 78
電車の中で被爆、母は逝き私は生きる 川崎 愛子 広島市 63
福島県石川で日本製原子爆弾の原料を掘る 有賀  究 福島県石川郡 63
原爆投下直後の広島を飛ぶ 安沢 松夫 山口県徳山市 79
大阪空襲、市内で炎の中を逃げまどう 西海 栄美子 大阪市 75
原爆の閃光を直視、爆風に吹き飛ばされた私 渡辺 静子 山口県宇部市 69
神戸大空襲で重傷を負った父 永田 照夫 横浜市 64
負傷者急増で召集され病院開設に走り回る 美崎 喜美枝 兵庫県宝塚市 77
宇都宮空襲で火傷し「手ぼっ子」に 浅野 妙子 山形市 54
徳島空襲、川へ追いやられたため炎から生還 河野 忠男 大阪府高槻市 62
藤倉落下傘工場で東京大空襲に遭遇 漆畑  寛 静岡県田方郡 74
焼夷弾で火だるまになり海へ飛び込む 林   勲 奈良県生駒郡 72
先生からの手紙 大裏 壽ゞ子 神戸市 64
恵美国民学校で大阪空襲の悪夢 田中 田鶴 神奈川県逗子市 70
日清航空工業における学徒勤労動員の記録 室星 正孝 茨城県日立市 66
「ピカドン」の後遺症 中内 重吉 福井県敦賀市 78
回天特別攻撃隊の思い出 袖山 庸一 茨城県西茨城郡 68
被爆した母の姿、私が語り継がねば 坂本 スヅ子 広島県佐伯郡 58
皇宮に焼夷弾、宮殿炎上を見る 柿田  茂 東京都北区 71
「◎○×」を見ると思い出す震洋特別攻撃隊のこと 山口 吉輝 三重県松阪市 67
日本の敗戦知らされ真剣に自殺を考える 西内 重太郎 徳島市 59
被爆直後、地獄絵図の広島を行く 野崎  清 北九州市 71
国の方針を信じた必勝教育の想い出 射場 須磨江 大阪府羽曳野市 82
爆風と炎の渦巻く工場は地獄絵図 小宮山 ミチ 新潟県北魚沼郡 70
東京大空襲の水火を潜った戸籍簿 藤田  昇 東京都江戸川区 78
未だ捨てきれない風船爆弾作りへのこだわり 三尾 恵子 岐阜県恵那郡 68
クラス会に夫と招かれ、戦時教育を思う 高橋 セキイ 東京都八王子市 70
八王子市空襲前後の私たち 高野 文江 東京都八王子市 84
学徒動員先で東南海地震の惨事 三宅  仁 京都市 65
返らぬ夫の鼓膜 竹内 きん子 名古屋市 71
戦争最後の京橋駅・被爆犠牲者を悼む 田中 静治 奈良県生駒郡 83
先生の被爆経験、空爆で重傷荒坂峠を担架で越え病院へ 五条高等学校新聞部 奈良県五條市
赤目空襲で右腕を失った私 西澤 良一 三重県名張市 61
艦砲射撃で拾った生命 山本 行雄 埼玉県浦和市 66
鹿屋基地での新垣少尉との別れ 藤  良亮 大阪市 65
悪夢のような動員先工場での恐怖 前田 悦子 大阪府豊中市 68
両親を空襲で失い、戦後も続いた私達の戦い 米川  琴 神奈川県藤沢市 58
軍国少年はいかに育ったか 伊神 幸雄 東京都目黒区 66
血に染まった海の十和田湖山田湾 田村 一平 岩手県下閉伊郡 55
愛猫クロの悲鳴に今も罪のつぐない 笹波 律子 富山市 62
釣り鐘が出征したときの話 山田  昌 兵庫県川西市 64
◆第二部 国外での体験
ルソン島沖で瑞穂丸撃沈、六千名が海中へ 新井 昭英 埼玉県浦和市 83
大陸の花嫁と呼ばれ満蒙の死線を彷徨(さまよ)った私 斉藤 静子 さまよ 72
五族の師弟、交流の場となった建国大学のこと 大倉 澄子 横浜市 61
賀茂丸と共に今なお南の海に眠る母と妹 川崎 弘智 東京都練馬区 63
何度も死線をさまよい生きているのが不思議 横田 秀夫 鳥取県米子市 66
病院船ブエノスアイレス丸の最期 吉田 徳三 秋田県大曲市 78
異国の地に眠る三人の子供に詫び続ける私 外崎 春野 青森県南津軽郡 75
共に洗礼を受け敵と味方になるも、平和の架け橋に 中浦 輝夫 大阪府河内長野市 75
陰謀の罠で廃船に幽閉され死の苦しみ 春日 隆治 東京都調布市 83
バリックパパンのジャングルで同年兵と悲しい再会 足立  巌 京都府福知山市 71
敗戦時、助けた兵補に助けられる 高木 信史 大阪府枚方市 75
祖父母から聞いた満州の話を生きた教訓に 久保 昌子 兵庫県川西市 19
避難列車の乗務員としてソ満国境「東寧」からの脱出 足立 美津雄 神戸市 65
戦争は人間を人殺しの野獣に改造する 井上 三次郎 新潟市 78
ニューギニアのジャングルで弓の矢が踵に刺さる 関根 良次 群馬県桐生市 73
遥かなり南十字星、盤谷丸撃沈でヤルート島へ 足立  潔 静岡県浜松市 72
魔のモリブデン地底鉱山 渡辺 健一 北海道函館市 70
興安軍反乱のシニヘイ事件に、あわや私も 谷垣 長次 京都府船井郡 84
ある女性の犠牲でやっと動いた難民列車 遠藤 健男 大阪市 69
首に銃弾を受け、アメーバー赤痢で死の敗退 塩野 雅一 大阪市 83
氷点下五十度の強制労働に耐えて 西尾 康人 大阪府高槻市 74
ジョン英軍大尉の紳士的態度に感銘 高木 浩太郎 岩手県大船渡市 71
駄馬編成で哀れな軍馬との別れ 池田 秀次郎 大阪府茨木市 83
一邦人の敗走賦 小田 元徳 千葉県船橋市 76
満州の凍土に散った女子勤労奉仕隊 白岩 周男 福島市 66
紙一重の運命を二度も体験する 中井  功 大阪府堺市 78
◆第三部 亡き人たちの証し
長男の叫び「けんかはいけないんだ」 竹本 賀茂代 広島市 86
満州で聖者のように逝った兄 神野 夏代 東京都小平市 73
自分の分まで子供に与えた母、遂に逝く 垣上 節子 群馬県高崎市 62
身体障害者の私を残しフィリピンの山野に散華した夫 新井 美代子 兵庫県多紀郡 73
ミッドウエー海戦で戦死した兄の思い出 真栄城 昭子 沖縄県糸満市 74
息子二人を戦死させた父の心中は 秋田 幸子 大阪府三島郡 67
肉親の犠牲、知ってる者が語り継がねば 平原 キミヱ 平原キミヱ 77
運命とあきらめていた日々 作山 ます江 兵庫県城崎郡 68
ニューギニアで戦病死した兄を憶う 池上 きぬ 横浜市 68
鉄部隊で、比島に散った兄 安井 美恵子 鳥取県境港市 63
ボクシング界で不死鳥といわれた兄も戦死 呉  壬順 韓国ソウル市 71
戦死した兄の想い出 大岩 容子 大阪市 64
十六歳の直前、輸送船とともに散華した弟 斉藤 そよ子 千葉県船橋市 72
紙一枚の尊さを孫たちへ伝えたい 真木 トミ 佐賀県神崎郡 70
七人家族のうち子供三人が生き残る 下川 美江 東京都足立区 66
学徒出陣で大陸の地に消えた兄 岩崎 久子 山口県萩市 60
届かぬ母の思い 上田 弘子 北海道小樽市 70
中部ルソン・マキリン山麓の鎮魂譜 鈴木 辰一 福島県いわき市 78
やっと地獄から還った夫は 岡田 たるゑ 兵庫県宝塚市 79
形見の遺児を支えに生き抜いた五十年 讃岐 ヨシミ 福島県河沼郡 80
たった一度の握手をして沖縄戦に散華した彼 松山 千鶴子 大阪市 65
父はフィリピンで戦死、残された者の戦い 高橋 良子 静岡市 55
乳飲み子を抱え出征兵士の水田を守る 高野 アサ子 福岡県嘉穂郡
玄海灘のかなたへの郷愁と白老人 米倉 勝則 埼玉県草加市 64
終戦の翌日、単機でソ連に突入した塩塚中尉 金子 雅也 熊本市 72
戦陣訓を守って殉死した夫 山本 佐多子 和歌山県海南市 78
書き残して征った遺書に兄の心情切々と 坂井 喜美代 京都府福知山市 66
肉親唯一の戦死者「鈴木礼吉叔父」 鈴木 五朔 宮城県白石市 65

Written by 新風書房

Date 1994.08.01