人生のなかで学んだこと、考えたこと、また出会いの場面など、自分風につづったエッセイ。借り物ではない言葉で、いかに自分らしい表情を出すかがポイントです。
『らしく生きる』
松茂良 興治 著
人が社会で生きていくうえで一番基本的で大切なことは教育である。しかしその教育のあり方が日本をダメにしていると言っても過言ではない。現在の教育のあり方を原点から見なおし、肩書きにふさわしい人間であろうと誠の精進を理解し実践することが必要だ。企業経営者で阿闍梨の著者が説く人生論。現代人必読の書。
『今日に生き未来に活かす石門心学』
下田 幸男 著
石門心学の教えは、270年のときを経た現代においても、商いのあり方や企業の社会的責任、さらに人間の倫理を考える上でますます重要さを増している。
この本は、混迷の時代の今を如何に乗り切り、生きてゆくべきかを、下田さん流に解説された実践書である。
『子どもの未来へのおくりもの』
杉本 哲也 著
髙橋史朗明星大学教授が提唱する親学をベースにした子育て論。幸せをもたらす親の学び。
『夢を語り、夢を追えば、夢は実現する』
戸田 仁司 著
この世は自分の心の持ちようで無限の可能性と素晴らしい未来が待っています。この真実を若い人たちに伝えたいという熱い思いが本書にはつまっています。一度きりの人生、ぜひ光り輝く未来をあなた自身の行動で切り拓いて下さい。
『大阪の木場の歴史と余談雑談』
川合 義次 著
かつての大阪の木場は栄え、日本経済を支えた。大阪の歴史を知るために欠かせない一冊。
『南極と氷河の旅』
成瀬 廉二 著
地球上でいちばん寒く、人びとの生活圏からもっとも遠く、文明発達前の自然がそのまま残っている南極。そこは、厚さ2000メートルを超える氷の大陸である。南極の探検から観測時代に2回越冬し、吹雪と極寒の中で氷河の調査に挑む。南極と世界の氷河の旅の体験を語り、地球環境や氷河の諸問題を論評する。50年にわたり、南極と氷河に熱い情熱をそそいできた研究と活動の集大成と言えるサイエンスエッセイ集。
『ちょっといい話 第11集』
一心寺 編
日々の暮らしや会話の中に生まれるこころ洗われる体験を語る一心寺のラジオ放送「ちょっといい話」を収録した書籍。閉塞感のある日本の一隅を明るく灯すような優しい話の数々に温かい気持ちが湧き上がってくる。
(ABCラジオ2011~2013年放送の80話収録)
『脳は創造する』
中川八郎・福田淳 訳
脳の創造性が、技術革新を生み出す。その育成法とは何かを、具体的な事例をまじえ分かりやすく解いている。著者は認知行動神経学会・国際心理学会の元会長であり、臨床的手腕は米国のベストドクターとして高い評価を得ている。訳者は両名とも大阪大学名誉教授。中川の専門は生物時計の生理学、脳の栄養学。福田の専門は視覚生理学、中枢神経の再生、高次脳科学。
『理念独裁のすすめ』
笠本 義嗣 著
「生き残りたければこの本を読みなさい」アサヒビール名誉顧問中條高德氏推薦。
『先哲・石田梅岩の世界』
清水 正博 編
商人は武家社会で最下位の職業とみなされた。武士は義に生き百姓は食糧を収穫し、職人は物を作った。しかし商人は「百姓や職人が汗水たらして作ったものを、右から左へ売りさばくだけ。けしからん」というのである。それに異を唱えたのが石田梅岩であった。「作ったものを多くの人たちに食べてもらい、使ってもらうために働き、適正な利を得るのは当然」と説いた。まだ「流通」という言葉はなかった時代。彼が「先哲」といわれるゆえんである。その思想を、さまざまな事例を用いて示しており、日常に実践するためのガイド本として役立つように作られている。